プレイステーション5の発表と、それに関連した新たなゲームタイトルの発表が行われました。僕も大好きなシリーズ、FFも新作が発表され朝からネット上では大盛り上がりでした。
しかし一方で、任天堂と比べるとパッとしない株価になっています。上がりまくった任天堂に比べ、ソニーは下がっている。この差は一体何なのか。任天堂との差について、僕なりの視点で考えてみます。
昔から感じる敷居の違い
なんとなくですが、ソニーのゲームはファミリー向けが少ない印象です。任天堂は操作がシンプルであったり、古くからのタイトル、例えばマリオシリーズなどイメージキャラクターをしっかり持っている。これも強みだと思います。
ソニーの場合は、高い技術力が使われており圧倒的なグラフィック、細かな操作が求められるリアルなゲームなどを開発。この分野においては、任天堂には全く負けていません。ですが、敷居が高く感じるのは僕だけでしょうか。
いち早くVRを取り入れたのもソニーですし、その技術力や新たな技術への挑戦はソニーの強みなはずです。しかしそれが評価されていない、もしくは必要とする人間が少ないのかもしれません。
とはいえ、今更ソニーが任天堂のようなゲームを量産しても勝てないでしょう。これは少しの時間でどうにかできる問題ではないはずです。
ブランド力なら十分通用する
ソニーというブランドは相当なものです。僕も海外に行った際、電気店やゲームショップを見ると必ずソニーの文字は見ていました。任天堂もそうですが、一方でソニーは特に知られていました。
国によって違うのですが、任天堂よりもプレステの方が圧倒的シェアという場所もあるのです。ゲームだけでなくヘッドホンなどの商品も、その品質から注目され、評価されていました。酷い店だと、全く関係ない商品にソニーとか書いてました。違法ですね。
ただそれくらいの効力がソニーというブランドにはあるんです。日本だけを見ている時は気が付きにくいですが、ブランドでは負けていません。
個人的な評価と今後
ソニーはゲーム以外にもこれまでいくつもの優秀な商品を世に送り出してきました。確かな技術力やその先に求められる商品をしっかり理解し、開発がされてきています。
2012年あたりでは、株価が僅か3桁なんてこともありました。タイムマシンがあれば買いに行くくらいの価値ですね。今現在がちなみに約8100円です。
その一方で、2000年には10000円を超える価値にもなっていたんです。つまり、ソニーはピンチを乗り越え再び登ってきたんです。こういう会社は非常に価値があります。危機を迎えても生き残り、復活を遂げる力が確実にあるからです。
それがブランド力であり、技術力という資産です。それに対して今現在安いか高いのか。僕個人の評価ですがまだ安いとすら思えます。苦難を乗り越え、そのブランドを守りつつ先の未来へとつないできた企業です。
ゲームだけではありません。VRの技術は他の事にも使われますし、様々な企業と協力することで未来を作っていこうと計画しています。今からソニーに勝とうとすれば相当大変です。ブランド力のある企業は、それだけ優秀で強いのです。