インターネットが普及し、一般の人であっても一気に時の人に変わることが出来るようになった。例えば、以前はブロガーと呼ばれる人たちがいたし、今ではyoutuberと呼ばれる人たちがわかりやすい。
バズるという言葉も使われ、ツイッターなどのSNSで有名になることも出来るようになりました。そして、人が集まる場所には確実にビジネスが発生します。そのお金が誰の元へ流れるかという話になるだけです。
そんな中で、動画投稿サイトのCMなどで有名になった言葉がある。それが「好きを仕事に」というものだ。仕事を引退した世代や、今まさに大変であり勝負である40代あたりの人からすれば、何を甘えたことをと、そう思うかもしれません。
ですが、本当に甘えなのかどうか。確かにいつまでも、軌道に乗らない事業に力を入れていては甘えというか失敗します。しかし、そういったリスクを考えた結果、真剣に好きな事に取り組む人を甘えの一言で終わらせるか。
プロサッカー選手になりたいと願い、努力している人に罵声を浴びせるような行為は、あまりよろしくないですよね。起業してお金持ちになりたい、そんな人もいるだろうし、有名人になりたいと思いyoutuberを目指す人もいるでしょう。
それはサラリーマンになるよりも高いリスクです。失敗した後途方に暮れるかもしれません。そのリスクを承知で挑むのであれば、それは甘えではなく挑戦です。
皆が皆、好きな事をやり始めたら社会が終わるというコメントをよく見かけます。一方で、新たに何かを生み出してきたような人がいるからこそ、今の生活があるとも言えます。ビルゲイツ氏もパソコンにのめり込み、結果大学を卒業せず。
もちろん、就職もしていません。今このようなことをしようと思えば、多くの人に反対されるでしょう。いや、当時もされていたはずです。しかし熱中できることを見つけ、誰よりもうまくこなそうとした結果、尋常ではない富を築きました。
好きを仕事に。そこに潜むリスクをしっかりと理解し、それでも挑戦するという人を非難する理由はありません。むしろ、彼らからすれば挑戦できなかった人の戯言だくらいに思っているかもしれません。
人が嫌がる仕事は、今後人工知能などロボットがこなすようになると言われます。その時、他の人と勝負できることはあるのか。自分の好きな分野で戦えれば、これ以上ないほど強みとなるでしょう!