11月7日月曜日のアメリカ相場と日経を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、ダウは1.31%の上昇、ナスダックは0.85%の上げとなり、どちらも上に行きましたね。まずは良いスタートという感じでしょうか。
今週もアメリカは話題が多い、中間選挙とCPIの発表ですね。個人的には、ある程度予測がされている選挙よりも、毎回上下の激しくなるCPIの発表が怖いですが、そういう人も多いのかなと思っています。
選挙前に株価は上昇しているので、恐怖感はそこまでですよね。VIXは最初こそ上がりましたが、終わってみれば下に行っての取引終了、怪しい動きもなくすんなりでした。この状況では、投資したい銘柄に入ってみるのはありでしょう。
日経は金曜のアメリカの影響を受け上昇。火曜前場もイイ感じで終えてますが、アメリカの上げを素直に評価する形ですね。また、選挙やCPIの影響をアメリカほどは受けないのも良いのかなと思いますが、どうでしょうか。
アメリカはここに来てレイオフの話題が多くなっています。アップルは想定以上に新型iPhoneが売れない、アマゾンは新規採用を行わないなど、景気の良くない話が目立ち始めています。
一方で、アメリカの現金保有額がかなり多い状態が変わっていないようなので、パウエル議長が今の政策を変えそうな雰囲気も無いというのが、悩みの種でしょうか。ただ、そろそろ市場にショックを与えるほどのサプライズもないだろうと思い始めている頃かなと。
株価が下げてもVIXがそれほど上昇しなくなっているのも、そういった事情があるのかも。ただし油断してリスク管理を怠るのは禁物ですね。そうは言ってもボラの激しくなりそうなイベントが多いので、狼狽える事ないようにストップやルールの設定を行う事を推奨します。思わぬ大損から身を守っていきましょう!