11月4日のアメリカ相場と日経を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、ダウは1.26%の上昇、ナスダックは1.28%の上昇となりました。雇用統計で様子見つつの相場でしたが、最終的には上げて終えました。
上昇の幅は同じくらいですが、内容は別ですよね。ダウとナスダックではチャートがかなり違ってきており、巨大テック含めハイテク、若い企業が多いナスダックはかなり下げています。FOMCまでの動き、その後の下げを考えても、この戻りは弱いですよね。
ただ上がることについては歓迎すべきことでしょう。が、上がればパウエル議長は下げる発言をするので、注意しなければなりませんが。さて、そのFOMCですが利上げの点では予想通りでした。
なのでその時点では株価は上に反応、しかしパウエル議長が発言を始めると一変。その中身ですが、ザックリ言えば「パウエル議長のシナリオ通りの株価の動きではない」という事。言ってしまえば、もっと下げてなければ可笑しいだろうと。
まさかそんな発言をするとは市場も思わず、そこからは下げた結果木曜の終え方。少し立ち直ったのが金曜ですよね。ただ強い上昇ではないのが心配、特にナスダックは楽観視できないと思います。
日経は下落しましたが、これは仕方ないですね。FOMC含め2日分の影響を受けた市場なので、全体的に弱いのは当然の事。1.68%の下落で済んだのは、むしろ悪くない動きなのかなと思います。上げたセクターは限られました。
しかし金曜の上げを見て、少しは買いの動きは買われるあるのかなと思います。ただ完全にまた弱気相場になるのかなと思うので、例えば前場はスタート多少買われる、その後はアメリカやアジアの動きを見て判断される、売られるという動きも考えられますね。
デイトレーダーがそれを狙って前半だけ動いてくる可能性はあるので、短期トレードをする際は欲をかきすぎないことが重要かなと。まぁ自分は短期ではないので、正確性には難があるかもしれませんが。
全体的な考えでは、個別を見ると意外に買えるかもという事。エネルギー関連含め、スクリーニングをかけると結構上げた銘柄もあるのがわかるので、今年強いところがまた強くなっているというのが面白いポイント。
VIXも高すぎないので、買いに行ける範囲である事。リスク管理は徹底しつつ、投資していくのはありな状況かなと思っています。