7月12日の相場を振り返りますが、まず先程発表されましたアメリカのインフレを見る指標、CPIが発表されました。結果は下振れという事で、まず見るのは金利ですが、これが下げ。当然それに続いて円高方向、そして株高になっていますね。この後の要人発言は注意。
日銀の介入を待たずして円高になっているので、これは願ったり叶ったりですね。145円という壁をはじき、指標から更に滝のような下げ。これは本来、今は日経には不利ですが、ここで米国株の上げがあって、少し強気になるかもと。
しかし今日もそうですが、円安で買われていた反面、円高になれば持つ必要もないのかなと思われるのが日本株、残念ですがね。日経225などのチャートを見ると、ドル円の影響を感じられそう。
パッと見の感想で日経225はダブルトップですよね。印象として悪いというのは、投資する際の判断にはなりやすいので、意識はされるかなと。しかし、決算など材料あれば変わるので、そのあたりは聞き耳を立てようというところ。
明日の注目点は、アメリカの株上げが意識されるのか、それ以上に上げた分円高で利確されて下げてしまうのか。今日は後者で売られました。このパターンが続くかどうか。自分が使うツールでは売り転換ではあるので、強気な発言はしにくいなと。
とはいえ、今日も強い銘柄は強い。小売りは引き続き好調、ストップ高から良品計画はさらに伸び続けるし、セブンアンドアイも一応プラス。ファストリの決算前ですが、この辺りの銘柄は比較的強気なので、それを含めてどうジャッジされるか。日経への影響は大きいです。
今日のピックアップはローソンでしょう。やはりコンビニは絶好調。以前紹介した銘柄がコンビニへの弁当などの提供でしたが、やはりここも強いかと。観光銘柄でもあるという認識で、出かければ利用者増えるだろうと。
また、別で気になるのが天候ですよね。信じられない災害が突然起こっているので、保険や車関係、建築関係、この辺りへの影響を考えてみたいです。WTI原油の動きも少し気になるので、これらの関連銘柄は注目かも。商社などからの短期的な銘柄入れ替え、お金の流れに注目しましょう♪
