9月21日の日米株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。日経は下がり続けていますね、アメリカの下げに引っ張られつつ、FOMCの動きを考えて日銀の動きに備えたいというところ。
アメリカですが、これが相当ひどい。FOMCの余波をしっかり引き継ぎ、ドンドン落ちていきます。ついに来るのか大クラッシュというところですが、今のところは復活の兆しなし。経済は悪くない数字出てますが、それは株にマイナス評価、とにかく金利が落ち着かない。
恒例の50日移動平均線以上の銘柄数ですが、S&P500とナスダックともに2割を一気に切りまして、18になっています。つまり、採用銘柄で50日移動平均線以上の銘柄数が18%しかないという事です。これエネルギーとか除いたら、相当ひどいことになりそうですね。
とにかく大手もダメになっている今、復活の兆しが見られない。悲観的で、この水準は23年で最悪。去年の下げ相場でも、5月や9月後半や10月とおなじくらいで、時期的にも被ってますね。その時は最低9位なので、まだましかもしれませんが、言い換えればまだ下がる余地あるという事。
VIXは相変わらずで、これでも20行っていないし、あまり判断基準にならないかな。とはいえ、この状況で20を超えれば、それは相当な悲観を示すので、そこが短期的なトレンド転換になる可能性は多少はあります。が、あくまでも目安で、市場環境が良くなることとは別でしょう。
早ければ上昇相場は9月終盤と書いてきましたが、やはり遅れそうですね。とにかく金利が止まらない。一応、日足で見ると長期金利は短期的に高い水準で、いつ調整してもおかしくは過去を見てもないのですが、その程度次第かな。
今投資したい銘柄が少ないと思うのは当然だと思っておきましょう。だって相場全体売られてますから。悲観的です、ただVIXが20超えれば逆張りが動く可能性はあるので、そのレベルを見ましょう。焦らずに、自分の投資スタイルで行きましょう♪