3月2日のアメリカ相場を振り返ります。結論からですが、3指数とも大きく上昇し、個別を見ても好調な銘柄は力強く続伸となっていました。この日の注目ポイントは2つあり、OPECとパウエルFRB議長の話でした。
まずOPECですが、こちらは予定に変更なしでしたね。発表後は原油価格が大きく動きましたが、現在までには再び上昇し、高い水準で取引されています。
パウエル議長の話の内容ですが、まずはゼロ金利政策の終了。そして3月の利上げというところがポイントでしたね。利上げに関しては0.5%ではなく0.25%で考えていると発言がありました。これはロシアが戦争を開始してすぐに、市場が織り込みました。
ただしインフレがこれ以上酷くなる場合は、0.5%を考えているとも話しており、ひきっ続き油断できない状況ではあると思います。が、とりあえずは市場もホッとして投資に向かったと思います。金利は一時的にポンッと上げましたが、その後は落ち着きました。
上昇した銘柄ですが、セクター別で見るとほぼ全てが買われ全面高となりました。これまで下げていた銘柄も買われましたが、上昇している銘柄も引き続き上昇しているのが注目点ですかね。
3月3日の相場についてですが、この日もパウエル議長の発言があるので、とりあえずポイントにはなるでしょう。ただし新たに市場に大きなインパクトを与える材料は無いと思うので、上昇した分の調整か続伸が基本かなとは思います。
気になるのはコモディティ価格ですよね。原油や小麦などが高い水準なので、気にすべきポイントではあると思います。特別に解決策があるとは思えないので、まだ関連銘柄は買われるのかなと考えてはいますが。
それから金利がそこまで上がらないので、ナスダックの中でもハイテクは買われるかなと思います。個人的には、まだそこまでチャートが良くは見えませんが、そろそろ好決算銘柄のリストアップくらいはしようと思います。
特に若い企業はボッコボコにされてきましたからね。下落局面から調整局面に入っている銘柄を中心に、見ておきたいと思います♪