3月最初のアメリカ市場の取引ですが、3指数とも下落。それもある程度大きな下げという事で、一部セクターを除けば下がったと言える相場となりました。除くセクターと言えばエネルギー関連ですよね。
シェブロンを中心にエネルギーセクターが上昇、その他は金などやはりコモディティ関連です。またはロシア問題関連として、軍事関連株も上昇しました。とはいえ、話題の中心はエネルギー価格の高騰でしょう。
100ドルを超え、そこで止まることなく上昇を続けました。ここまで上がるとですね、バリューと言えども売られやすいですよね。小売りはターゲットの決算が評価され、コストコやウォルマートも上げましたが。
好調だった海運株も売りが強く、連日の上昇はここでストップとなりました。52週高値更新銘柄も、マーケットオープン後は堅調に推移しましたが、エネルギー以外の銘柄はその後下落という形も見られました。
下落が特に強かったのは金融セクターでしょうか、アメリカ長期金利が1.716まで下がっており、ロシア問題関連で利上げについては慎重な考えに変わってます。特に銀行ですね、これまでの上昇ストーリーからは外れるので、売りは仕方ない印象です。
3月2日の相場について。なかなか上か下かを考えるのは難しい環境ですが、ここまで強い上昇をしており、1日では下げてしまったという銘柄に関しては、個人的には保有して様子見したいという考えです。
コモディティ価格の急激な上昇による動きでもあるので、織り込んでいったら流れも変わるかなと。小麦なども強烈な上昇、この状況では株が素直に上昇していくのは難しいとは思いますが。
一方で、それらが良い方へ取られる銘柄もありますからね。そこへ一部投資しておくのもアリかなとは思いますし、難しいと感じる人は無理に投資する必要はないと思います。ただ、狼狽売りは禁物で、ここから1か月間同じ流れとは思えません。
今は悪い材料が出ては吸収している環境なので、そう長くないと思います。無理に投資する必要はないので、冷静に。今週はパウエル議長が2回発言したりなど、イベントも多いので1つ1つ落ち着いて対応していきましょう♪