1月30日の木曜日、相場振り返りと今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、FOMCを通過しての相場ですが、まずは金利の低下。発表では実は株が下げて比較的タカ予想でした。一部文言に変更があって、インフレ懸念の面で株安金利高へ。
しかしパウエル議長は比較的ハトでした。トランプ大統領による関税政策などでインフレにどう影響が出てくるかを気にしていると、やはりそこが焦点だったようには思えます。今までは出る指標出る指標に一喜一憂でしたが、加えてトランプ大統領の政策、発言に一喜一憂。まぁ事前に分かってましたがねw
相場ですが、緊張感はディープシークを引き続きと決算祭り。今日もアップルなどありますが、前哨戦としては豪華すぎるメンバーでテスラやメタ、マイクロソフトにサービスナウ、ラムリサーチなど、本当に多かった。やりすぎだろうってね。
で、明暗はやっぱり分かれるのが決算ですが、時間外含めてみても勝率は悪い。決算持ち越すリスクとリターンが悪い他、下げた時の勢いは通常、上げは弱めという感じです。マイクロソフトは下げ、ガイダンス含め期待以下だったと判断。
テスラは悪い数字でしたが、これが面白くてマスク氏の発言で上に行ったと。それほど今回の数字は気にされていなかったのか、やはり相当先を見込んでの株価なのかなと。事前に売られていたことも影響。ロボタクシーや事前に公表されていた映像など、ワクワク感が強い。
サービスナウが一番苦しいかなと。今回悪い結果になっていることの共通点はガイダンスな印象ですね。以前から言っていますが、調子のいい相場ほどガイダンスは気になる。今回はDEEPSEEKの件もあるし、その件にも触れてもらいたい人は多そう。今は懸念売りですから。
地味にラムリサーチが個人的には良かった。ASMLもそうでしたが、半導体の決算悪くないですよね。で事前に下げた分勝率が実は悪くない印象のセクターが半導体。他もジワジワ戻していますが、どこで止まるかは注目。勢い良く落ちたので、一気に全戻しも考えにくい。
下値で拾う戦略なら日米ともにアリですが、そうでないなら今は他のセクターに少しお金入れて時を待つ。下で拾うなら少しずつ入れて様子見、ドル円も変動凄いのでその点も考慮しつつ。RCLなど決算で素直にいい動きの銘柄もあるので、仮に投資したい場合は様子見てアリ。
IBMも良さそうな感じ、オープン後の値動きは見たいですね。やはり3日あれば少しずつショックも和らぐ流れか。まだ現金はある程度残すべきですが、特にAI系はチャンスと思えば下げた時に少し入るのはアリ。他の決算を見ても、少なくても現状は悪くないお金の流れです。