DeepSeekという中国の企業が開発、発表したAIがアメリカ株式市場を襲いました。エヌビディアが16%以上の下落、ブロードコムは17%などビッグテックが株価を急落させましたね。格安という事もないですが、想定よりも安い金額で戦える可能性を見せつけた。
これ、タイミングも良くてスターゲートプロジェクトを発表して数日後なんですよね。75兆円というサプライズがあったことで、それが必要ないよという可能性を見せてきたというのは、個人的にも事件だなと。この急落、正直決算ミスレベルよね。
自分はもう下落が決まっていたこともアリ、様子見しつつ買い増しラインを探しておき設定済み。3日間は様子見で、その期間内で少し資金を入れようと思っています。今回公表されているデータ、資金などは正しいかどうかは半信半疑というのが市場関係者の一部で言われています。
が、基本株は噂と事実では噂が強いです。期待で買われ現実で売られるなんて、年がら年中ですし、常に素晴らしいサプライズを見せてきた企業だけが最終的に残り続けるわけで。その夢の終わる可能性を見せた今回のイベントは、市場に大きなサプライズを与えました。
日経225はより半導体指数ですから、辛いですね。TOPIXはプラスだったり、アメリカ株も半導体以外は悪くなかったので、指数に貢献して強かったAI絡みの売りがひどかった。
今自分が不安に思う企業に投資している場合は、ポジション軽くする必要は多少あると思います。強気になる相場ではないしね。一方で、エヌビディア含めこの辺りをホールドしている人はご自身の判断が最終的に大事ですが、一部程度は持ったままでもいいという印象。
この会社の人もGPUは欲しいと発言したようですし、エヌビディアなんて現状必須なものですからね。ビッグテック決算前、大型投資の発表などで材料が大きくある中でビッグサプライズ、ボラはこれ以上ないくらい出ても仕方なし。売りも買いも極端でしたが、今回は売りで出ただけ。
今後の投資戦略としては、水曜からのビッグテック決算祭りを考えつつ、FOMCにも備え。現金比率が高い場合のみエヌビディアなど打診買いで拾うのもアリ。ただ、すぐに戻すイメージは全くない。理由は決算祭りもそうですが、チャートの吹き飛び。綺麗じゃないことは事実ですね。なので無理なく欲しかったところを軽く買ったり。完全様子見もアリ、日本は娯楽やインバウンド、銀行が頑張っている印象です。