24時間営業、日本では少し前に確実に必要とされていた考えである。CMでは24時間働けるかどうかを問い、とにかく働ける者は働けと、そういった社会だった。しかしその時フィットしていた考えが、今でも通用するかどうかは難しい。
時は常に進み、文化や考え方も時とともに変わっていく。このようなことは当たり前であるが、コンビニ業界は特に変化が少ないと感じます。24時間絶対主義とでも言えばいいか、本部はさっさと帰るのに、現場の人たちはひたすら働く。
そこに圧倒的な効果が見られればいいが、データを見るに絶対必要と言えるかどうかは疑問。品出しなどに関しても、これまでの流れを変えるのが面倒なだけでは、とさえ思えるような言動・行動が気になる。
セブンイレブンが目立つが
最近目立つのがセブンイレブン関係の話題、まぁコンビニ業界では最も大きいだけに仕方ないが、それでも目に余るほど。最近ではオーナーの不在時に、勝手に社員が発注を行うという恐ろしい事態にまで発展。
最大手の同社ですら、ここまでしないといけない時代なのかって考えさせられましたが、これはノルマか何かがあったのでしょうか。そうなってくると、以前あった保険の押し売りと似たような感じになってきますね。
業界はすでに飽和しているという考えと、セブンのようにまだ飽和していないという考え方の2つがあるが、個人的にはある程度飽和していると考えます。でなければ、このような強行策はおかしいですし、多くのコンビニがその数を減らしている現実も含めると。
中国のように人口がどんどん増えるならまだしも、日本は人口が減っている国でありコンビニの数が増え続けるのは不思議でしかない。今後は地域などへの貢献などを含めた、他社との違いを出し、特色を出していく必要があるでしょうね。
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コンビニの今後は
幾つかの理由があり、おそらく市場は飽和していると考えてよさそう。少なくても、今後も考えなしに増やしていって儲かる業界ではないことは確か。ローソンは薬局などと手を組み地域への貢献度を増していこうとする動きもある。
ファミリーマートも面白くて、コンビニ脱24時間を目指しており、認めることを宣言しました。もちろん、この営業時間の短縮は流通面などでコストの増加を招くかもしれません。ただし現場の声の無視は、さらなる人手不足を招くでしょう。
これは経営論とは違うかもしれませんが、人から愛されなくなった・または人を愛せなくなった会社に、未来はないと思います。それは中から見ても、外から見ても同じことです。結局働くのが人であるうちは変わらないでしょう。
だからこそ無断発注というのは論外。働き手に大きな不満を感じさせる会社は今後さらに厳しくなっていくと思うので、コンビニ業界は新たなチャレンジを今後行う必要があるでしょう。24時間営業が一律必要かどうか、やはりないと思いますね。