ビジネス

ジャクソンホールからの下落!日経は上昇も米国は売りが優勢に

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

ジャクソンホールでのパウエル議長の発言は、ここに向けて甘い考えをしていた投資家に十分な鞭を与えました。ダウナスダックともに金曜日は大幅な下げ。月曜もダウは0.57%の下げ、ナスダックは1.02%の下げとなり、続落という結果。

金利の上昇が目立ち、やはり株にはいい方向ではないという事で売られています。まだ利上げもしたばかりで、景気後退からの株価上昇シナリオは少し早すぎるジャッジだったという事ですね。

こういう展開ですと、テスラやエヌビディア、アップルなども売られて上値は重たくなります。今年を代表するような動きに株はなっており、一時的に下げていたエネルギー関連株は上昇、公共事業なども弱くない動きで、また元に戻ったなと思います。ハイテクは当然厳しい。

一方で、30日の日経の前場は良い動きでしたね。1%以上の回復となっており、月曜日は金曜のアメリカの結果から当然下げましたが、これもそこまで強くなかったと思います。以前よりも日経の底は強いなという印象で、回復も早い可能性はありそうです。

火曜日は全セクターが好調で、これは素晴らしい展開。売られた銘柄の買戻しとも考えられますが、アメリカが続落の中悪い動きではないと思います。ただし今後、アメリカが悪い材料をポンポン出せば売られるとは思うので、強気のホールドも怖い。

利益出れば少しずつ売っていくなど、確実な手法が今年全体として機能しているので、もう一度そういった流れになるのかなと思います。またいつ材料1つで下がるかもしれないので、攻めよりも守りの投資、リスクを考えて動いていきたいですね。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。