3月22日のアメリカ市場を振り返りつつ、23日の投資についても簡単に考えていきましょう。まず振り返りですが、3指数は揃って上昇しました。金利がこの日も上昇しましたが、ラッセル上昇のように、中小型も買われました。
原油などのコモディティ価格は急激な動きはなく比較的落ち着いていました。やはり今はこの辺りの動きを見つつ、株は売り買いされていますね。
前日に大きく上がったエネルギー関連の動きも一服という感じ、ただし比較すると、まだまだ強い動きをキープしていますね。インフレ問題が残るうちは、強いセクターであることに変わりは無さそう。買いに入るのは、なかなか難しいんですけどね。
その他のセクターは比較的良い動きでしたが、目立つのはハイテク関連です。FAANGが全て上昇し、2%前後の上昇となっています。エヌビディアやAMDは少し減少、目立ったのがテスラで7.91%の上昇となりました。
ナスダックに関しては、今回の下げで過熱感が無くなったという報道もありました。昨年は若い企業なども凄い勢いで買われていたので、それと比較すれば確かに結構下げたなという印象。そろそろ買おうかと動くのも理解できますね。
また中国株も割安感ありという事で、この日買われました。アリババやピンドュオドュオなどを見ると、まだ下落トレンドながら買われているのが分かりますね。
ではここからは、23日の相場について考えます。ここまでの動き、見る人によって結構評価分かれています。金利の上昇から、まだ不安定な相場であり、勝負できないと見ることも出来ます。あくまでもショートカバーであると、そういう動きにも見えますね。
今週の2日間では、そこまで大きな出来高があるわけでもないので、個人的にはここが少し引っ掛かります。個別によって差があるとは思いますが。次にどちらに転ぶかは、用心しておきたいですね。
そんな環境ですが、チャートを見ると上昇に向けてセットアップされて行っている銘柄がいくつかあります。コモディティ価格には注意しつつ、いいブレイクアウトがあれば、投資していきたい、そんな状況ですね。
個人的には、全く買いが出来ないという状態ではないと思います。ドル円は気になりますが、それを理由に買いのタイミングを逃すのは、自分としては後に後悔しそうなので我慢しよう、そんな感じです。