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22/3/21パウエル議長利上げ発言!インフレ対策で50bpも

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3月21日のアメリカ相場を振り返ります。この日は久々ですね、3指数が揃って下落となりました。後ほど書いていきますが、この日はイベントがあり、特定のセクターが強い1日となりましたね。

長期金利はグンッと上昇しました。パウエル議長の発言があり、ザックリとした中身を言いますと「インフレ対策のため、利上げを25bpではなく50bpにすることも辞さない」といったもの。

この発言で当然ながら、金利の上昇に拍車をかけまして、ポンッと上がりました。もちろん株式市場にはマイナスの要因ですので、指数の下げも当然となります。が、その割には下げ渋ったなという印象。

織り込み済みとみるのは早計ですが、ある程度理解されていたのかもしれません。VIX指数に大きな動きはなく、むしろマイナスで終了しているので、以前のような混乱は見られませんでした。

上昇したのはインフレに強いエネルギー関連になります。また、素材株公共セクターも買われましたが、主役はエネルギーが返り咲きという1日。ロシアからの原油規制について進展があったほか、先ほどのパウエル議長の発言が重なりました。

3指数に比べて、ラッセル指数は大きな下げだったので、小型株は売られたという事ですね。ハイテクを見ると、FAANGやテスラ、エヌビディアは弱くないですからね。先週勢い良かった小型が、ここでいったんの売り、調整が入ったとも見られます。

もちろん、金利の急激な上昇で不安視されやすいのが小型株なので、そこも影響は当然あるでしょう。今後織り込まれて行ってどうなるか、注目です。

3月22日の相場について。パウエル議長の発言で動きましたが、これまでと比較すればナスダックの下げも限定的だったと。VIX指数も反応薄で、これなら赤信号とはならないかなと思います。

原油価格は少し動きましたので、これも株式市場には喜ばしくないですが、それでもこの動きなら強いなと。ロシアの戦争も影響を受けつつ、またインフレ問題が大きく取り扱われる状況に入りました

金利の上昇とともに、コモディティ価格の様子もうかがいつつ、投資は行っていきたいですね。FOMCメンバーの発言もまだありますから、この辺りにも一応は気を付けようと。

強気の投資には注意しつつも、上昇トレンドにあるような銘柄なら、一時の下げで少し買いを入れるなどしていくのもありかも。材料の割には動きが強く見えるので、今週前半は耐える展開かもしれませんが、また上を目指す流れが見られるかもしれませんね♪

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