この記事では、6月9日のアメリカ相場の振り返りと、10日の相場に向けての考えを書いていきます。まずは振り返りですが、3指数揃っての下落でした。ダウは1.94%の下げ、ナスダックは2.75%の下げと比較的大きく下げましたね。
金曜日には日本時間の21時30からコアCPIの発表があり、非常に注目を集めているため調整の売りという事で動いていました。日本でも10日は株価下げましたよね、これも同様の理由という事です。
インフレ指数とも呼ばれ、この数字が大きければ大きいほどFRBは引き締めを急ぐという事で、来週にあるFOMCに向けても、重要な発表になると思います。インフレはピークアウトしたという意見もありますが、前回もそんな話があったので信頼しすぎは危険。
高い数字は株式市場全体に悪い結果をもたらしますが、特にハイテク、成長株は相当厳しい状況になってしまいます。反対に数字が低ければ、安心感から少し買われるかなと思います。そろそろ悪くない結果を見せてほしいですよね。
10日に向けての考えについてですが。先ほどから書いているようにコアCPIの発表が全てでしょう。少し先の利上げに影響があると思うので、ここは非常に注目されますし、数字が高ければ間違いなく株価は下がりますから。
結果次第なので具体策は今日はないですね。ここまでに少しキャッシュ増やしていると思うので、状況に合わせて投資したり現金にしたりと判断する必要がありそうです。数字が悪ければ、当然確定売りも視野に入れる必要はあるので。
常にどっちに動いても行動できるよう想定しておく。幸い時間はありますからね。今は株を動かせませんが、結果を受けてじっくり考えましょう。発表からマーケットオープンまで時間はありますしね。