8月4日の相場振り返りですが、ようやく日経の下げが止まりましたね。今日は正直、陽線だったらいいなくらいの感じでしたが、小幅上昇です。本当に小幅ですが、そろそろ下落は止めてくれと。
これには複数の理由がありそうですが、まずはナスダックの下げが限定的だったこと。ツイートしたように、今の日経はダウよりもナスダックに近い印象。まぁ半導体関連の寄与度もかなり大きいですから、そこが動くと連動すると。
また、木曜引け後に重要決算2つ。アップルとアマゾンでしたが、アップルは時間外で大きくないですが下げ。一方のアマゾンは一時10%上げ、最終的に約9%の上昇となっています。売りた人も、金曜の相場は気になるでしょうね。
加えて雇用統計もあるので、為替や相場の流れが短期的に決まってしまう可能性があるのも要因のはず。要は結局、一方的に動ける相場では無かったという事ですね。
日経225は自分の使うツールでは3日前から下落トレンドに、TOPIXも同じくで、マザーズは言わずもがな長く下げと。ダウとS&P500は耐えており、一応ナスダックは下落トレンド。長期金利は上、ドル円も円安トレンドです。
今回の下げで起こったことは、銘柄の変更でしょう。ミネルヴィニ氏もツイートしてましたが、いくつかは消えてしまったと。今すべきは比較的強く耐えている銘柄に注目、探すことだと。当サイトでもウォッチリスト銘柄紹介してますが、ガラッと変わった、というか減ったので入れ替えの時期を感じます。
好決算だったメタやアルファベットは耐えているでしょう。窓開けから、まだこの下げでも埋めるまで来ていません。AMDなどは悪くない決算でも売られましたが、あの銘柄は元々強い状況ではなかったため、売り圧もあったと言えるかなと思います。
やはり今回はネット関連が強そう。前回でネット広告などは終わり、AIやそれに関して半導体だとお祭り騒ぎに。しかし今回でガラッと変わり、人工知能はまだ収益化が難しい、コストかかるなど、これまでの株価上昇を納得できる数字が出ず。
一方で遅れたネット関連が良い数字を出すと、まだ終わってないのお祭りスタート。決算後のマイクロソフトとアルファベットの差を見るとそう感じますね。ただ、これも続くかは分かりません。
エヌビディアの決算がまだですからね。半導体相場を作ったのはエヌビディア、強気なガイダンスで相場を生み出したので、続けるかどうか。まぁ相場なんて、3,4か月先だって正確に判断できないのですから、予想はあくまで予測にして、相場の声に耳を傾けると。
まずは目の前の雇用統計ですね。相場全体としてはAmazonのおかげで悪くないはずなので、ここで買える材料出れば明るくなるかなと。ここまで好決算でも上がりにくい流れがあるので、良い上昇を見せてほしいですね♪