8月2日の日経は、今年最大の下落となりました。そもそも日銀会合で大きく動いた相場でしたが、その時は800円安からの巻き戻しで回収。今回はそれが起こらず、そのままの勢いで終わりましたね。最後は少し上げるも、700円以上の下げ。
TOPIXやマザーズは比較すると耐えてますが、トヨタのおかげとか、そもそも下がっていたという理由は別々でしょうね。半導体の下げなども225にはつらかったはず。2日上げて一気の戻し。円安ですが、それが材料にならないと、日本株は弱すぎです。
過去には米国債ショックというのもあり、ナスダックが10%以上下げた事もアリ、油断はできません、というのが今日の売りでしょう。ただフィッチのみの決定で、スタンダート&プアーズやムーディーズではないので、ここら辺が動くと本格化かもと。
イエレンさんも直ぐに対応したり、ホワイトハウスも動いているようですね。根拠が稚拙など文句は言っていますが、市場はそれなりに可能性は感じていたのか、素直に反応しました。
この影響をアメリカなどは水曜日の相場で受ける形で、時間的には日本が最初でしたね。こういう事は最初に受けるので、思った以上に下げたりする場面は何回か見たことはあります。日本人は、むしろ今日の方が買いそうですね、高値追いはしないので。
米国株は、この結果を受けての反応を見ないと、ちょっと判断できません。指標の発表も今日は弱く、明日の雇用統計が最大でしょうから、フィッチの発表での動きになるかと。
金利には注目ですね、ここが勢いあると株はマイナス、それほどなら株はそれなりの小動きという予想ですが、個別で反応は変わりそう。日本を見ると、やはり個別で動きは結構分かれましたからね。
ただここまで上げてますから、材料1つでの動きは、下方向の方が今は強いでしょう。4月あたりから上げてきて、メタなどを見れば、良いところまでは一旦上昇したなと。夏枯れ、その後9月くらいから買いかなというのが、自分の予想ですが。
無理せずに行きましょう。夏の暑さが想定以上、外に行くことも考えるレベルの夏休みで、ちょっと観光も難しくなっています。また、野菜なども上がると、生活も不安だし、決算には影響出るでしょうからね。落ち着くまで、ゆっくりしましょう♪