大波乱も見られる今回のワールドカップ。
またもや、その波乱を起こしてくれましたね。
地元開催の影響か、スペイン相手にジャイアントキリングを達成したロシア。
素晴らしい結果に、今大会最大のダークホースになるでしょう。
試合内容は
当然のように、主導権はスペイン。
70%を超えるボール支配率で、ロシアは守備に集中。
これは世界ランキング通り、実力通りでしょう。
ロシアも当然その覚悟であったでしょうし、カウンター一発を狙っていたと思います。
先に点を取ったのは、やはりスペイン。
ロシアのゴール前を襲うと、選手の足に当たりオウンゴール。
守備がメインのロシアは厳しくなります。
しかしそれでも、ロシア選手は諦めません。
スペインの隙を探すような試合をし、コーナーキックを獲得。
それをヘッドでシュートしたボールが、スペインのピケの手に当たりハンドの判定。
ロシアはPKを獲得します!
冷静にキーパーの動きを確認し、引き分けに戻します。
そこからは再びスペインが攻め始めます。
しかし、集中した守備を崩せず後半戦も終了。
試合は延長戦になってきます。
ロシアの監督は選手交代を多く行い、攻めた采配でした。
延長戦に入ってすぐ最後の1枠を使いましたね。
そのおかげもあり、スペイン相手に引き分けで延長戦終了。
ロシアの狙い通りに試合は動きます。
この時に振り始めた大雨は驚きましたね。
延長戦が終わり、ついに試合はPKに。
ロシア、スペイン両国とも2人が決めていきましたが、3人目で変化。
スペイン3人目、コケが放ったシュートはロシアのキーパーに阻止。
試合は大きく動きました。
互いに4人目が成功し、勝負の5人目。
スペインのイアゴアスパスがシュートするも、キーパーが足で好セーブ。
完全にボールを見て判断してましたから、恐ろしいキーパーですね。
結果1-1(PK3-4)で試合終了。
世界ランキング差60を見事ひっくり返す試合になりました。
彼らの闘志は凄まじかったですよ。
試合終了で感じた
ロシアのサッカーは諦めを知りませんw
それが彼らの個性なのか、それとも自国開催故なのか。
どちらにしても、あちらのブロックが安パイという考えは終わりました。
スペインを破ったことは、確実にロシアの自信になるはず。
今大会で最も注意が必要な国のような気もします。
ワールドカップは気持ちの勝負!
技術以上にメンタルが注目ポイントですよ。
日本の初戦ベルギーは圧倒的に強い相手。
それでも気持ちという点で負けなければ、何かは起こる。
そう感じさせてくれたこの試合でした。