この記事では、6月28日のアメリカ相場の振り返りと、29日に向けての考えを書いていきます。まずは振り返りですが、ダウが1.56%の下落、ナスダックは2.98%の下落と最近少し良かったナスダックが中心にやられてますね。
個別で見ると、まずはGAFAMですが良いところはなし。アップルも3%近い下げ、アマゾンは5%以上下げましたし、メタも同じくボロボロ。テスラは5%マイナス、エヌビディアも5.26%の下げと、ハイテクは厳しい下げですね。
特に半導体セクターは今年はもう売りの方が強い。少し上げたと思って投資しても、近いうちにすぐやられるところを見るに、保有しておくのは難しいことだと思います。ただし、クアルコムは3%ほど上昇してますね。
原油先物は上昇、それに伴いこんな相場ですがエネルギー関連は続伸。ダウが多少マシなのは、この辺りの影響もあるでしょうかね。XLEはこの日も2.7%の上昇となっています。しかし、ここまで一旦下がっていたので、どこで買ったかは重要そうですね。
さて、29日のアメリカ相場についてですが。まず重要なのは日本時間22時から予定のパウエル議長の発言があります。この辺りのリスクオフも下げにつながったかもしれませんね。
また、ヨーロッパも主要人の発言が多く予定されていて、株に影響ありそうなイベントが重なっています。ここで新たな材料が無ければ、安心して買われるでしょうが、今後の利上げについて厳しいものがあれば下げるでしょうね。
動きようはないですが、FXなど含めあまり強気のギャンブルは下げたいところ。もう去年の相場とは全く違いますからね。株価下げてでもインフレ退治、これが合言葉なので、油断せずに向き合っていきいましょう。