6月19日ですが、振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、日経は大きく下げた月曜日から少し回復。しかしチャートは悪く特に225は引き続き警戒の水準ですね。エックスでは話題ですが、まさにオニール氏の空売りで出てくるような展開で、大きく割ると本格化しそうです。
アメリカ株の月曜の上昇で少し戻しましたが、そのアメリカも全体的には良くないです。指数だけ見ればマシですが、これはエヌビディアやアップルが強ければ自然と基本上がるので参考になるかどうか。やはりAIですし、必要なのは半導体。
ここで登場するのが再びドットコムバブルですが、何でも買いにはなっておらず、まだもう少し仮に起こったとしても先な印象。ただし確かに今は似ていますね、結局AIで今大きく儲けている企業は少なく、期待で上げている中でそろそろ数字が必要になる株価水準。
ドットコムバブルは、そもそもネットが必要ないような企業も出てきて、それが何故か評価された相場であり、例えばペットドットコムが有名ですが、似た展開になれば絶対に注意。今はまだ多少健全で、目先の半導体がひたすら強い状況。
ゴールドラッシュのツルハシを販売している側、それがエヌビディアなどです。このAI競争をどこが制するかは判断が難しいが、必要なものは半導体でトップが今エヌビディア。あとは台湾セミが必須ですし、管理するデータも出てくるので物色が波及。日本では電力も上がってますね。
バブルではまだない点で言えば、この時は急激に設備投資が減りました。今はまだビッグテックが大きな資金で投資しており、心配は少ないです。これが減った時はエヌビディアなども一気に落ちる可能性があるので、無視できません。
今年中には人工知能で利益をある程度出せる企業が決算で見せてくれると最高ですね。今はまだ半導体企業の稼ぎが目立つのみ。デルのパターンもあるので、波及先の期待の大きさは警戒ですね、持ち株で今言えばマイクロンなどは頑張ってほしい。製造装置などは当然利益ありますね。
1つ面白い話は、実はアメリカ以上に日本の方がAIをすでに活用している企業が多いというデータがありました。珍しいですね、こういう時は外を見て判断してからという印象が日本はありますが。事実なら、その成果を見せてほしいです、人工知能はビジネスになるのか、楽しみです。
ESGなどは結局金余りの産物で、支援があるからこそ大企業も力入れたわけですが、今はめっきり聞かないですね。結局のところ、現実問題として企業は利益が出せない事は続けられません。なので人工知能も、特に安くないので実績が欲しい。
後は日本で言えばカドカワの件で改めてサイバー攻撃に対するセキュリティ強化は必須に感じました。アメリカにはクラウドフレアや大注目のクラウドストライクなどがありいますが、日本にも企業は幾つかあるので、資金が来れば面白いですね、この対策は遅かれ早かれ必要でしょうし。
米株は水曜日休みなので火曜の後半は調整を予想。なければ相当強気ですけどね。50日移動平均線以上の銘柄は主役以外のテーマが強くないのでまだナスダックは4割に回復した程度で、比較的少ないです。投資先が少なく限られていることに焦らず、冷静に見ていていいでしょう♪