10月9日のアメリカ相場を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、3指数とも上昇で終えました。スタートは戦争などの影響もあってか弱かったですが、それでも買いが強いですね。
数日前からナスダックを中心にチャートが良くなりつつあると書いていますが、それが更に強まっている印象です。ポストした銘柄だと、メタなどがやはり牽引しています。市場が弱い時も下げ幅は限定的で、かなりタイトな動きをしています。ブレイクすれば、再び良い相場を作れそうな印象ですよね。
50日移動平均線以上の銘柄数ですが、S&P500も2割を超えました。VIXは比較的最近では高い水準なものの、少しずつ下げているし、一旦20行った後は17,8で動いているのでそこまで弱気でもないでしょう。ボラが小さいのも特徴、決算前に動きにくいのもあるかもしれません。
そう言う意味では、決算に備える動きでしょうか。ニュースでは下げた分ハードルが下がっている印象という事で、GSのナイキへの決算前の買い材料を出したように、買いたいという意図は感じますよね。
近いところではテスラがありますし、そこを終えれば巨大テックの連続です。明らかに今の相場を作って来た企業なので、大注目でしょう。中国の景気不安定な部分がどう数字に出るか、これも一応見たいですね。また、ガイダンスは引き続き重要です。
ウォッチリスト銘柄はかなり増えつつあるので、下げた所からの回復というチャートの企業が多いです。決算日には注意しつつ、入れそうなら投資していくというのが現状です。ただ、べらぼうに決算が良いという理由も正直無いので、株価が下げていたからハードルが下がっている程度と認識。カンカンの強気ではないので、資金管理は厳し目で良いと思います。