8月30日のアメリカ株と、31日の日経を簡単に振り返りつつ、今後の動きを考えていこうと思います。まず米国ですが、ダウが0.96%の下落、ナスダックが1.12%の下落となっており、全て続落と言えますね。厳しい状況ですが、やはり金曜日のパウエル議長の発言の発言が強い。
金利は当然のように上昇、シーソーのような関係で株価は下げです。日本人の場合は、ドル円の影響でマイナス幅が縮小される人もいそうですが、ここまで株価下げると恩恵は限定的でしょうか。
個人的にも狙っていた銘柄があっけなく下げてリストから外れることが多く、忙しい状況だなと感じます。急落は3日待てという事で、金曜からの下げを考えると、せめて水曜日で光が多少見られればと思いますね。
環境が悪いという点では、52週高値を更新する銘柄が明らかに少ないというのは、良くないですね。ブレイクアウトを狙う投資家には本当に厳しく、一方で無理に買うリスクが減るのは良いのかなと思ったりします。
では日経はどうだったでしょうか。日本も株価は下げましたが、明らかにアメリカと比較して下げ幅は小さい。強い銘柄もいくつかリストアップ出来ており、アメリカよりも買いたい銘柄が今は多いくらいですね。
ですが日本だけが強いなんて言うのは危険、短期的にはアメリカへの資金が一部短期的に入っていたり、円安効果で買われている銘柄が上げているなど、状況変われば一変するような状況の株も見られます。
9月は1年で最も難しい環境になりやすく、無理に投資する意味は正直ないかなと思っています。もちろん、自分は投資から遠ざかるつもりはなく、しっかりやっていくので、あくまでもリスクを判断し、管理していくのが重要です。
下げた銘柄を無理に追っていかない。これだけでも十分リスク管理できるので、特に強い下げが見られた場合はしっかりロスカットしましょう。その幅は皆さんの利益の幅次第ですが、今は少し浅くても良さそうですね。そして利が出たら少しずつでも取りましょう。