9月28日のアメリカ相場、29日の日本相場を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まずは米国の振り返りですが、ダウは1.88％の上昇、ナスダックは2.05％の上昇で終えました。素晴らしいですね、喜んでいいと思います。
というのも、アップルの影響もありナスダックは厳しい展開でした。よくぞ戻ったと言えると思います。そのアップルも最初は3％以上のマイナスでしたが、終わってみれば1％と少しの下げ。
テスラもプラスになっており、この日の相場が買いが強かったという事がハッキリわかると思います。原因は細かく幾つかありそうですが、とにかく金利の上昇のスピードが鈍ったと。これはハイテク多いナスダックは特に歓迎ですし、株全体でもプラス。
セクター別で見ても関係なく上昇ですが、エネルギー関連は特によかったようです。原油価格に左右されますが、上昇率の高い銘柄も個別で非常に多かったです。スクリーニングしても、多くがこのセクターでした。
日経の方ですが、この日は厳しいかなという印象でしたがアメリカ上昇もアリ上昇で終えました。配当関連で下げそうでしたが、目立ったのは海運株くらいでしょうか。旅行などは堅調でJRなども買われました。
目立ったのはストップ高の銘柄もあったヘルスケア関連。エーザイや塩野義が良かったですね。一方の海運は配当以上の下げで苦しい展開。これ以上の材料が期待されていないのか、確定売りなどが多く、ストップロスに引っかかった人も多そうです。
今後の展開ですが、いくつか今回の上昇でウォッチリスト入り銘柄が追加されたので、確認してもらえればと。日本は予想以上に上昇しており、リスクと妙味がバランス悪くなるケースが出ているので、個人的には難しい判断です。
例えばリスト入りしたハピネットですが、ここからの上昇期待と、今の価格を考えると強気では買いにくいと判断しリストから除外。強い動きが続いているので、超短期なら面白そうですが、週足単位で考えると少し難しい。
今週は意外と株価好調なので、これが来週続くか、売りが出てくるのかでしばらく展開は決まるかもしれません。VIXは下げてギリギリ30なので、恐怖感は微妙な感じ。ジワジワ下げる展開も考えられるので、投資する際の金額など、リスク管理は徹底したいですね。
