9月27日のアメリカ株と、28日の日経を振り返りつつ、今後について少し書いていこうと思います。まずは米国株ですが、ダウは0.43%の下落、ナスダックは0.25%の上昇となっており、少し差のある結果になりました。
気になるのはナスダックですが、アップルが0.66%の上昇ですね。この銘柄が最後の希望のような状況にあり、ナスダックを支えていいます。マイクロソフトやアルファベットは下げてますし、安値更新しているなど株価は弱い。そう考えると、アップルの強さが分かります。
とはいえ相場は弱いですよね。テスラとエヌビディアが上昇しましたが、それでも指数がこの結果なので強いとは思えず。オープンからしばらくは上昇しても、結果下げて終わっているので、売りたい人の方が多いと思います。
金融機関からも弱気のコメント多数。経済が弱くなるのも、きっかけは多くが金利の上昇であり、その後の動きは結構悲惨。無理に投資する局面ではないと、本気で考えていると思います。キャッシュが王様だという意見も、間違ってはいないでしょう。
28日の日経ですが、最大の注目点は配当でしょう。ですが配当銘柄もこの日は弱く、日経は下げました。ただしツイートした通り、5分足で見るとダブルボトムのような動きで、2回底を窺った後少し上昇。弱い配当株を買う動きがあったかもしれませんね。
ただ多くの人は、すでに10月以降の動きを予測していると思います。個人的な考えとしては、まだVIXがハッキリしていないなと。30を下回りそうな動きも瞬間的に見られますが、この日も32以上で終了。ですが、これはイイ傾向として見ています。
僕は週足で最近はチャート見てますが、30以上で1度は最低でも終えなければ、その後の買われる相場は始まってません。先週は30手前たと。
世界中で利上げが行われ、戦争も起こる中での相場なので環境としては非常に危険。日本では配当銘柄まで売られる中で、思うように投資できず慌てる事もあるでしょう。しかし、慌てる中での投資は非常に危険で、1度相場を1週間くらい離れるのもアリ。
最も避けたいのは完全なる退場であり、例えばダブルスコープのような状況です。おいていかれる恐怖、上がるかもしれないという焦りは、大きなリスクを伴い、多くの場合は損をします。理解できることに投資する、バフェット氏の言う通り、リスクを管理していきましょう。