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2/2FOMC終了!インフレは多少良化も利下げ観測などには注意

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2月1日のアメリカ相場と日経を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、ダウは0.02%の上げ、ナスダックは2%の上昇で取引終了。綺麗に数字が並んでいますね、偶然とは思えませんがw

日経は0.07%の上げ、ですがひたすら動きが無いですね。気になるのは陰線続きの点で、寄りの方が上がっているという事ですから、強さは無いです。底は堅いですが動かない、これはもう為替だけでなく、日銀の発表まで続くかも。

アメリカですが、この日は重要指数の発表とFOMCという地獄の祭り。ついでに終われば決算もあるなど、盛りだくさんな内容でした。まず指標ですがADPとISMですね。ADPは弱い数字でしたが、なにやら気象現象による影響が大きかったと。

とはいえ予想16万人ほどに比べ、約10万人と低い数字でドルは売られました。その後ISMの発表でしたが、これも予想以下でした。が、JOLTとISM雇用の数字が少し良くてドルの買い直しが見られました。

しかし主役はFOMCですね。自分は寝ていたので5時にチラッと見ましたが、ナスダックの上昇を確認。ドル円も見てザックリと内容を判断しました。

内容としては利上げ幅は市場の予測通りで、株価が少なくても下げる内容ではなかったと。特に反応は声明よりもその後の会見でした。継続的な利上げはするが、インフレは少し和らいでいると。ただ、利上げ停止などは直接発言無いので、これはマーケットの楽観視と期待ですね。過度な期待は禁物です。

が、強いて言えば直接的な強いタカ派な発言も無かったとは思います。過去FOMC翌日の株価は売られることもあったので注意は必要か。現在先物は上昇していますね。

さて、時間外も良い動きですが旧フェイスブックであるメタが決算発表。数字自体は強くない印象ですが、注目はガイダンスでしたね。これが予想を上回ってきました。スナップが決算で崩れた分、期待値が下がっていた可能性もありますが、これは嬉しい材料。

以前から書いていますが、今回や次回の決算はガイダンスが重要。そのガイダンスが良かったと評価されれば、買われるのかなと思っていたところメタがクリア。時間外で20%ほどの上げ、ナイスですね~。

再びパウエル議長についてですが、結構保険かけているなと。利上げ停止は言わず、インフレが少し良くなったと発言。インフレはしつこいので、ハッキリと断言できないという事はあるにしろ、細かな発言はなかったかなと。状況に応じてその都度判断するという内容でしたかね。

利下げが実行されると、過去株価が崩れるパターンもあるので、直接発言あれば注意したいですが今回はないと。データを見るという事なので、引き続き雇用統計、CPIなどが相場に影響を与えるでしょうね。

経済サイクルのローテを考えると、エネルギーから消費財やヘルスケア、通信に移り、今度は少しずつハイテクに移る局面かもしれません。エネルギーは結構落ち着いたので、決算次第で個別は強いかもしれませんが、昨年までの力強い動きは少し期待下げかもしれません。

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