3がう16日のアメリカ市場を振り返ります。この日も3指数揃って上昇、ダウは1.55%でナスダックは2.24%も上に行きました。この日は何といってもFOMCでしたが、とりあえず3月の利上げは25bpという発表。
これは事前に発表されていましたし、多くの投資家が予測していたのでホッと一安心と言ったところでしょうか。ただし、5月に関しては50bpも考えているという事で、やはりこのペースではダメという事でしょう。
とはいえ、当面は大きな利上げが無いという事もアリ、ナスダックを中心にハイテクが特に買われましたね。半導体関連も引き続き強い上昇、ただしまだ下落幅は大きく、高値からの差は結構ありますね。もう少し上昇するまで、個人的には待ちたいと思います。
反対に、ここまで市場をけん引していたエネルギー関連や軍事関係、一般消費財などは下落もしくは、横横という動きになりました。やはりハイテクの上昇を考えると、資金が移動しても不思議はないですよね。
注目したのはVIX指数で、かなり勢い良く下げました。ここ最近は30以上が当然でしたが、26.67まで下がってきたので、通常で考えれば買い向かう局面なのかなと思います。ただし、もう少し落ち着くのを待つのもアリかもしれません。
金利はFOMCで少し上げましたが、その後ズルズルと下げましたね。ナスダックなども反応していたので、下げを確認して改めて買われたという1日です。
3月17日のアメリカ市場について。ビッグイベント終了という事で、当面は株が買われていく展開になっても不思議はないですね。細かな問題は残っているものの、投資家は過ぎた事には反応しないので。
ハイテク関連は、まだ多くの銘柄で大きく下がっており、今すぐに買いたいとは思えません。が、今が底だと予測して、少し買い入れる動きはあって当然とも思います。この点は、ご自身の投資スタイルと相談ですね。
半導体関連も強い動きで、個人的には$AVGOや$AMDが良いかなと思ってます。特にブロードコムはチャート綺麗ですよね。ボラティリティも落ち着いてきていて、半導体の中でもそこまで大きな下げではないですし。
AMDは決算の強さもありますから無視できませんね。エヌビディアはもう少し時間をかけて戻すかなと思います。まだ上下が激しいので、落ち着いてくれたらと思いますね。
旅行関係も引き続き好調な上昇で、徐々にセットアップが完了されてきています。クルージングは力強いですが、個人的にはチャートで買いにくい。面白いのはホテル銘柄ですね、あとは出来高待ちという銘柄も多いです。
16日は指数の方も出来高あったので、良い上昇と見られます。あとは個別ですね、出来高が案外という銘柄もあるので、焦らず強い買いが入るのを待ちたいと思います。トレンド変化のきっかけになる1日では、あったと思います♪