3月8日の日本株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、225は0.48%の上げ、マザーズは0.08%の上げ、少し差はありますが、少なくても下げては終わりませんでした。
アメリカはパウエル議長の発言で、利上げ幅拡大懸念からの織り込みをする動きで下げましたが、日経は好調堅持して続伸。やはり重要なラインを1つ超えたという事で、そのパワーは現在のところ見られますね。
注意は金曜日で、メジャーSQ週ですし日銀からの発言もあるので、木曜日と金曜日は株価の下げは考えておきたいですね。それでも、ここまでは買われている事実、お金の一部が日本に流れつつあるという事で、そこは素直に評価して良さそう。
海外に比べ決算もそこまで悪くなく、物価高は進んでいるものの、比較すると高すぎない、まだ利上げしていないという事で、買い材料は比べるとあるかなと。また、PBRの低い企業が評価されるなら、日本はそういう銘柄多いので、買われやすいでしょう。
さらにドル円の影響ですよね、また為替が円安に進んでいるので、買いやすい材料になるでしょう。もちろん、不安材料もあるので一気の上昇はないですが、それでも比較すればジリジリと上げているのが、ここまでの動きです。
アメリカには素晴らしい稼げる企業が複数あるのは事実ですが、環境が少し悪いというのは事実ですから、無理にアメリカに資金全てを入れず、期間が決まっているとはいえ、一部の資金を米国以外の国に移す動きは、あって当然だなと思っています。
この日は不動産や小売りが上昇幅良かったですね。特に小売りは素晴らしい回復を見せていて、チャートも綺麗に見えます。一方で下げたのが鉄鋼非鉄ですが、これはここ最近の出来高の急増に伴う上昇、勢いある中での調整で、ここからの動きに注目ですね。
さて、少し前のナスダックもそうですが、今回の日経225もラインを1つ抜けてからの動きは良いですね。もちろんその後近いうちに調整の動きも出るでしょうが、より安全策で行くなら、下値のラインをある程度確認してから入るなど、方法が出てきます。
今のところは、資金の一部をちまちま入れていくのが王道かなと。まだ上抜けの初動、だまし上げという言葉もありますから、そうなった時も想定し、投資する際のリスクのコントロールをしっかり考えて、この相場に向かいましょう♪