3月22日のアメリカ相場と、23日の日本株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、ダウは1.63%の下落、ナスダックは1.6%の下落で終了。日経225はマザーズ同様寄り底で0.17%の下げ、マザーズは1.19%の上昇でした。
まずアメリカですが、5分足を確認すると、やはりFOMCのあった3時からボラの激しさが加速。しかしそれ自体では上も下も方向性があまり無く、どっちに行くのかという感じ。しかしその後大きく下げました。この時イエレン氏が発言しており、反応はこっちかなと。
これはFOMCあるあるですが、直前に上がっていたか下げていたかで、反応は変わりやすいですよね。今回の発言内容を見ると、ある程度予想通りですが、利下げは無いという点で一部の人からするとガッカリかなと。継続的な利上げという言葉が無くなったのは材料の1つでしょう。
ですがドル売りからの株価も下げという事で、日本人は含み損増えましたね。いつも書いてますが、上限幅が激しく、上げた時も良く見えるので、一瞬置いていかれそうな雰囲気も出るんですよ。しかしそこで手を出すと、こういった下げも受けると。
今の状況ではあえて手を出さず、ミネルヴィニ氏のいうチャートの調整の動きを冷静に見ていけば、慌てる必要は無いと。同氏曰く「今は買いたい銘柄がほとんど無く、現金が王様だ」と。もっと買いたい銘柄が個別で増えなければ、手を出さないと書いています。
日経はアメリカに比べマシな動き、上がりませんでしたが、それでも評価できそうな動きですね。マザーズは実は強くないですが、他が下げる中での上昇に、少し目立ちますね。まだ上値ラインまで遠いので、そこまでは持つのかなと見ていますがどうか。
今のところ、景気後退がマーケットでは期待、そうなればセクターローション的にはハイテクが強くなるので、良い動きはハイテクに見えてきています。原油価格の落ち着きもありますし、旬は変わってますかね。
個人的な投資に関する今の考えですが、スクリーニング結果を見ても良い動きはあります。しかし、ここ2週間の出来高の急増、ボラの激しさから手を出せないというのがリアルですね。
こういう時に手を出すと、簡単に上下振られて刈られたりするので、静観が正解だと。自分も3月序盤は少し慌てた場面もあったので、今は気持ち楽に学べたとという事で良かったなと。やはり実際の資金での学びは大きいですね、ダメージは結果的に少なかったですが。
こういったやることのないような相場の時には、淡々と手法の見直しや銘柄調べ、自己投資などに時間やお金を使うのが吉。1年以上使って下げた相場なので、一気に戻ることは当然ないので、その中での上下の動きを感じつつ、ルール通りに慌てず相場を見ましょう♪