5月15日のアメリカ株と、16日の日本株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、ダウは+0.14%でナスダックが+0.66%で終了。日経225は+0.73%でしたがマザーズは-0.41%でした。
う~ん、ついにナスダック上がった日でも、マザーズは下げ続けましたね。もちろん、まだ嫌いじゃないチャートですし、結局は下値下げていないので、悪くは無いと感じつつも、不安はありそう。日経が上がったので、余計にそのように感じそう。
アメリカは久々に感じる上げでしたが、もちろん強くない。ナスダックは良い動きを見せましたけどね、日経225が一番強く見えるチャートでしょうか。
恒例の50日移動平均線以上の銘柄数ですが、これも久々に感じますがS&P500とナスダックの割合が同じくらいになりました。ナスダックでチャートが整い始めている銘柄が増えている合図でしょう、少しずつですが良くなっています。
これくらいの時に、投資検討銘柄は増えてきますが、やはりチラホラと散見されますね。ですがミネルヴィニ氏がツイートしていたように、まだ1発ドカンッと大きめの下げが短期的にあっても不思議ではないので、ハイボラなので注意は必要と。
長く言われていますが、次の上昇相場へ向かうにはキッカケが必要で、終わりを告げる合図のようなものが大抵の場合はアリ、例えばVIXの40越えなどですよね。これがまだないので、それに伴う下落はあるのかも。
それを待つ意味でも、資金が中々入らないのかもしれませんね。悪くない位置ですが、上昇していかないのは、それらのキッカケ、イベントを待つ動きかもしれません。
しかしプロは、生活のためにお金を動かす必要があります。世界のお金はどこへ行くのか、1つは金などでしょう。そして、その移動先の1つが日本株かもしれないという事です。
バフェット氏を筆頭に、海外から避難先として日本の巨大安定企業、それも安定していたり、割安だったり、増配している会社などが買われやすいかもしれません。自分としては歓迎すべき材料ですが、一方で、海外が再び動き始めた時、日本への評価はどうなるかは気になるところ。
マザーズが上がっていないという意味では、成長を期待されていないという解釈も出来ます。やはり225の影響度大きい、安定企業が一旦買われているだけなのか。そうなると、この上昇は続かない、という見方も出来ちゃいますからね。
これを機に、日本企業への見直しがあれば嬉しいですが、今のところはテストされているだけに感じます。まずは今回の決算、日本の場合は2回先位ですかね、この辺りが試練になるかなと思うので、楽しみにしたいと思います。