10月17日の日本株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、3指数が揃って上昇。反発と言えますが、前日に約650円下げてからの380円上昇、これは強くはないですよね。
もちろん、数字だけでなくチャートでも確認しますが、完全なる窓埋め。これ自体は嫌いな動きではないものの、基本は埋めれば終わりなので、下に落ちていくのも一応は覚悟したい動きに見えます。アメリカ次第なところも最近はありますがね。
週足で見れば直近は調整なく弱い動きで、そろそろ値動きにも落ち着きが欲しいところ。材料が常に出てきますし、今後は決算も本格化で中々難しい環境ですが、それを理解していれば自然と資金管理もできるので、リスクには最大限の注意で。
ミネルヴィニ氏も、投資はしているが金額はかなり少なくしており、ストップロスラインも浅いと。依然としてリスクは高い相場と発言されているので、それをわかったうえで投資しましょうと。これ、知っているかどうかで大きく変わりますよね。
TOPIXは225と同じような動きで、やはり窓を埋めての1日。一方でマザーズは本当に苦しい状況。窓さえ埋まらない、埋めに行く途中で力なく下げているので、上がりにくいですよね。ハッキリとしたトレンド、かなりの買いが必要ですが、当然すぐには起こらないかと。
ここ最近の動きで個別株もかなりやられており、ウォッチリスト銘柄数もかなり減りました。もちろん、厳し目に見ているからとも思いますが、自然と下落幅が大きくなったりしているので、注目株は限られてきます。そんな中耐えている銘柄は、投資しておきたいと思わせますね。
例えば半導体関連は比較的高値でこらえてますし。生活に関わるセクターも悪くないですよね、小売とかレストランなど。円安でも株への影響が減っているので、もう円安株高に当然なるという考えも危険でしょう。そもそも円安も、上値は意識されて重いですが。
アメリカが中国との経済的な駆け引きをする中で、日本がどう対応するかも今後かなり重要になりそう。一時期あった中国リスクですが、今後も続くでしょうから、意識しておきたい。想定外の狼狽を可能な限り防ぐため、想定しておいて損はないでしょう。
それから現在投資先が少なく、現金が多くなっている人は焦る必要なし。アメリカもそうですが、日経も最近の下げで調整へ向けての動きでしょうから、ボラのあるうちに入らず、落ち着いてトレンド転換まで待ちましょう。投資は自分との戦い、焦って投資するよりも、機を見て入るのが結局は良い結果につながりやすいですからね♪