10月23日のアメリカ株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、ダウはマイナス、S&P500もマイナスながらナスダックのみがプラスで引けました。印象としては可もなく不可もなくですが、ここで強気になるのも難しそうです。
まずナスダックが上げた要因ですが、これは簡単でハイテクが上げたから。長期金利が節目に行き、ドル円の150円のように一時的にガクッと下げたのが理由でしょう。これまで売りに売られたハイテクが少し買われた形ですが、売りが溜まっているのも事実ですね。
さて、印象が良くもない理由ですが、結局この日は50日移動平均線以上の銘柄数がS&P500もナスダックも減少しています。つまり、指数は上げているものの下げた銘柄の方が多いという事。または、相当下げていた銘柄に少し買いが入ったとも言えますかね。
S&P500は13、ナスダックは14とかなりの低水準で、恐怖と欲望指数も当然ながら恐怖が強い。VIXは思いのほか下げるも20をキープしているので、依然として恐怖感があるといえそう。
これを打開する1つが重要企業の決算ですが、メタやアルファベットなどには当然注目ですし、アップルやマイクロソフトは言わずもがな。
ウォッチリスト銘柄数が限りなく少ないですが、これは焦る必要ない表れ。もう株価がそういう風に教えてくれているのですから、無理に買う必要なし。まぁそういう人が多いので、実際に株価が上げていないのですがねw
また、改めて指数の話ですが、QQQを見てもここ数日の下げに比べると出来高は限られているので、ここも少し嫌な点ですよね。ここからの期待は、急回復よりも調整の動きです。先週は大きく下げているので、出来高と値動きに注目し、小動きになれば次のステップかなと見ています♪