3月6日の日本株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、日経は1.11%の上昇、マザーズは0.96%の上昇で3指数とも揃って上げて終了。良いですね、アメリカ同様に株は買う動きです。
1つここで注目したいのが、日経225の素晴らしいチャートです。21年9月の高値からこれまで続いてきた、上値の切り下げですが、このトレンドラインが月曜日のこの日の動きで上抜けされました。これは悪くない動きですね。
週足で見るとわかりやすいですが、これまでは下値切り上げも上値はそこまでという展開で、揉み合っていましたが。少し前にアメリカの株価がこのようにダウントレンドを抜けましたが、ついに日経でそれが確認できました。
次に見るべきは、そのラインが下値のサポートになるかどうか。もちろん、そこまで下がらずに淡々と上げるのも嬉しいですが、相場環境がそこまで強くも無いと思うので、やはりサポートになるかでしょう。
マザーズは大きく下げてきた分、まだラインは先にありますから、チャートを見た感じとしてはまだ少し先かなと。ただし、同じ日本の株ですから、環境が前向きになれば早い段階で抜けるかもしれませんね。まぁ日銀の政策次第ですか。
全体的には上げましたが、金曜日に比べると評価は難しいですね。金曜は全体を見ても出来高が大きく、強い買いが見られましたが、日本の月曜日はやはり少し減りますね。しっかり日経が上抜けて終えたことが確認され、買いの材料として見られれば、今週はどこかで良い動きが期待できるかも。
ただし今週は日米ともに重要イベント多数。チャートは面白いもので、しっかりこういったイベントに向けた調整含め動きになるので、発表1つ、キッカケ1つで上昇する準備が整ったと今日の動きは見てイイと思います。
反対に、まだ抜けたばかりなので、いわゆるだまし上げのようになることもあります。ですが現時点では良い動きだったと言えるので、パウエル議長の発言含め、イベントに注目してマーケットを見ましょう。