12月26日のアメリカ株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、3指数ともそろって上昇。ラッセルも強い上昇で全体的に買いが見られました。50日移動平均線以上の銘柄数ですが、これも9割に近い数字、本当に強気ですね。
サンタクロースラリー、最後の数営業日の上昇期待という事もあるでしょうが、まずは株価上昇を止めていた利上げが終わり、来年は金利が下がっていくという予測での買い。ラッセルの上昇で分かりますよね、小型株の上げも目立ってます。
今年はエヌビディアなどが強かった一方で、上位7銘柄以外が出遅れていましたが、ここにきて追いかける展開。テスラやエヌビディアが止まっていても、他の企業が買われる流れになっており、市場をリードする銘柄が少し入れ替わっての上げに見えます。もちろん、アップルなどは必須ですがね。
恐怖と欲望も強欲に変わっており、目先警戒は必要ですが、過熱感の強すぎる銘柄を避けつつトレードすれば、まだ悪くない相場に乗れると思います。出口は常に確保して投資に参加ですね、この強気相場、キッカケ1つで仮に下がれば、強い戻しも起こりそうですから。
ドル円は長い下値サポートラインに当たっている印象で、これが数日続いています。下に仮に割れた場合、チャレンジング発言の時に似た巻き込み型の売りが出る可能性もあるので、注意しておきたい。株もこういった動きになる可能性はあるので、いつでも出口確保です。
現状、大手のまとまった資金は引きあがっているので、上昇していますが株の強さは見た目よりは弱いと思います。出来高の減少などを見ても感じますね。個人によるチキンレースは21年のボロ株でも見られたので、可能な限り回避できるようにしておきましょう。
目当ての金額で投資できなかったら、他にないか探す、または過熱感を理由に投資を避けることも時に必要。ミネルヴィニ氏も利益持ったまま決算迎えず、利確してましたからね。強欲相場ですから、自分だけは冷静に向き合いたいですね。特にボラに関しては注意しておきましょう、資金管理の徹底は常に大事にです。