1月22日の水曜相場、振り返りと今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、アメリカ株は順調ですね、まずは無難に上で終えました。テスラなど一部は落ち着いていますが、基本は上がっており、アップルは大変そうな印象。
それ以上に材料あるセクターに資金集中、仮想通貨や人工知能、含めた半導体などが牽引。特に半導体はこの後書いていきますが、また材料出ていますね。ただその前に今日はネットフリックスの決算、新規契約者数が凄いですね、予想の倍とか予想の意味というか誰がと。
ただ素直に評価できる内容でもあるので、時間外では2桁%上昇ですね。市場の雰囲気も改善しつつある中での決算、まずはナイスなものでした。好スタートと言っていいでしょう。こうなると、今後は少しプレッシャーかかりますがね。
では半導体ですが、孫正義氏が凄い投資。スターゲートプロジェクトと銘打たれ、ソフトバンクやチャットGDPのオープンAI、オラクルのCEOなどが集まってAI関連に投資するとトランプ氏に発表、額は4年で75兆円、まぁドルなら5000億ドルですが、国家予算かよってね。
ここで1つ気が付くべきこととしては、現状AI戦略戦争は多額の資金が必要であるという事。これが落ちてくることは当分ないでしょうと。彼らがこれだけの巨額の資金で戦う以上、例えば先進国がこの分野で対等に今から挑むのはもう基本無理だと思います。
つまり、限られたオープンAIのような奇跡の企業を除けば、投資先としては巨大企業が基本になると機関も考えると思います。そして実際にAIはお金が必要と見ます。エヌビディアが荒稼ぎなのも、全てはそこにつながっています。ライバルがいくつも出て来れば話は別ですが、それは今考えにくい。
少なくても半導体、AI投資で考えるならば、下手に安い会社の一発に期待するよりも、エヌビディアなどに素直に乗る方が安全だと思います。地政学抜きなら台湾セミも最強だと思ってます。それからインフラ、今日は日経がフジクラやディスコなどが大きく上げましたが、これ関連で。
日経225はご存じのようにほぼ半導体指数で、残りはファストリなので寄与度を考えれば上がって見えるのは当然。全体を知りたければTOPIXを見るといいでしょう。まぁこちらも上がったので、素直にいい相場、アメリカ株を引き継げた感じ。日銀の利上げリーク出てましたが、円安で株も上がるというねw
さて、明日の木曜日は日経が弱いとされる1日になりますが、日銀会合に向けた予測の相場になりますが、ほぼリークは出ています。注意点は植田総裁の発言に影響されることと、目標などでしょうか。タカ派で連続利上げなどがあるか、あると個人的には当然ネガティブです。
少し愚痴ですが、税金上げて、給料上げろと言って、利上げするって、個人的には最強の経済大国のような物言いだなと思ってますよ。国民からも利上げ期待の声が大きいでしょうが、下手すると企業だけ苦しんで多く潰れ、物価は思いのほか変わらずというリスクはあると思ってます。
ただ日本は金利なかったので、先を見据えても利下げの選択肢がないというのも問題なので仕方ないとも思いますが。春闘を見てとは何だったのか、12月と1月の差は何だったのかは知りたいですけどね。織り込んだ相場でどう動くか、様子見な1日だと思います。