日銀利上げ、アメリカ利下げ期待で円安が進む事態に！
12月19日の相場を簡単に振り返りつつ、今後についても書いていきます。まず今日はメインイベント、日銀の会合結果と植田総裁の発言。結果は円安、事前にアナウンスもありましたし、市場は混乱なく終わりましたね。
一応植田総裁発言もあるので後場は大きく動かず様子見も感じさせましたが、そこでも円安方向継続なので強気の利上げというよりも一応やっておく程度にとらえられたかと。まぁ継続利上げも無さそうで、これが無ければ大きな円高トレンドは難しいか。
アメリカ昨夜はCPIの発表。あれれとインフレはある程度落ち着いているという結果で、瞬間的に円高でしたが、それでも154円を狙うどころか155.4円程度、それも最後は円安に今朝は戻ってましたしね。
アメリカのインフレが落ち着いたならばと、利下げ期待で株は買い。失業者がそれなりに増えているのもあるので、その考えは納得ですね。一方で日本は利上げ円安株高、株が高いので救いですが、最悪は利上げ円安株安かなと。これはクラッシュシナリオかもですね。
それが回避されたので良いですが、生活は少し大変。利上げで円安、物価上昇からの成長妨げとも考えられるので、株が上がったからって市民は良いこと無いと言われそうな結果ではあります。
さて、これで本当に25年のメインイベントは日米ともに終わったと思いますが、警戒は出来高減。ここからは本格的に市場が薄商いになるので、ボラが出ることもあります。サンタクロースラリーも、ここ2年は地味に負けているので今年はどうか、一応3年連続で落ちたことは内容なので、期待したいですね。
アメリカはメジャーSQが今日で、これもイベントの1つと考えれば終了。油断するとガクッと来ることもあるのが相場ですが、過度なポジションはボラが出るので本当に注意で。幸い今半導体は下げていたので、来週からコツコツ買うのはありですし、自分もポストした通り狙ってます。
ドル円もフラッシュクラッシュくらいですかね、警戒は。可能性としては介入もありますが、まだ口先はあっても実行は先だと考えてます。例えば159円あたりから力強く160円を超えてくるなどの速い流れなどの場合は牽制するでしょう。
無ければゆっくりと投資できそうな相場。嬉しい事にエヌビディアでも今はPER落ちてきてますからね、恒例の数か月後には買い場だったねと言っているかもしれません。手のひら返し上等、それが相場の歴史ですから。今買うのはヤバい、色々な人から言われていたタイミングが実は買い場、これも事実そう。
出来ることは当然資金管理、だから一気に全額ではなくコツコツと、NISA枠も年明けに復活するのでね、無理なく焦らずでいきましょう。急回復も現状無いのかなと思ってますしね。
