平成最後のクラシックホースが中山競馬場で決定しました。断然の支持を受け、見事にそれに応えた馬の名が・・・サートゥルナーリア!
ディープインパクト以来になる無敗の皐月賞馬誕生だけでなく、すでに活躍している兄弟馬にどれほど並べるのか、今から楽しみが大きく増えました。
簡単にではありますが、皐月賞の振り返りを行います。
人気上位馬による戦いに
今年の皐月賞は良血が多いように感じましたが、それでもサートゥルナーリアは別格。兄弟にも活躍馬が多く、お父さんのロードカナロアはアーモンドアイを輩出。
夢のような組み合わせですが、走らないこともある競馬の世界でこれほど期待に応える馬も珍しい。
ローテーションは難しいもので、ステップレースを使わない強気の選択。あくまで狙いはダービーだったのでしょうが、ここでも勝てるほどとは恐れ入った。
最後のゴール前、サートゥルナーリアとヴェロックスの馬体が接触したのは紛れもない事実。最後まで長い審議が行われましたが、結果は変わりませんでした。
しかし飛ばされたヴェロックスも最後はダノンキングリーに勝利しているのですから、かなりの能力を持っていると考えられ、ダービーでもこの3頭は楽しみになる。
アドマイヤマーズは少し離れた4着に
一方、人気を集めたアドマイヤマーズも4着には健闘。そもそも距離に対しては多少の不安があったこともあり、むしろ頑張ったと言えるのではないでしょうか。
ダービーは明らかに長いと思いますので、NHKマイルカップを目標にしていくと思いますがどうでしょう。桜花賞を制したグランアレグリアも出走するので、かなり盛り上がることにはなりそうです。
2019皐月賞のまとめと着順
素晴らしいレースを見せてくれた平成最後の皐月賞。
ラストにふさわしい、新たな元号でのレースに期待を抱かせるサートゥルナーリアの勝利に外れても良かったとすら思えるのは不思議。
長い審議中、的中していたファンはかなり緊張したでしょうね。
最終着順上位5頭
1着 サートゥルナーリア
2着 ヴェロックス
3着 ダノンキングリー
4着 アドマイヤマーズ
5着 クラージュゲリエ