今年の凱旋門賞で人気になるも、6着に敗れた怪物牝馬エネイブル。女傑とも言えますが、彼女の強さはキングジョージ3勝や凱旋門賞2勝、BCターフ勝利という数字や実績だけでは語り切れないでしょう。
本番が強かっただけでなく、その前哨戦の圧倒的な走りも評価すべきポイントで、牝馬で有利だから勝てたという評価は間違っているとハッキリ言える。それくらい中身も濃いレースが多かった1頭です。
名手デットーリ騎手が最も愛した馬と語るほどで、出走が決まれば他の馬たちが回避するようなレベルでした。
キセキやブラストワンピース、フィエールマンにクリンチャーなどは一緒に凱旋門賞でレースを走っていました。結果は残念でしたが、鞍上からしてもあの馬の強さを直で感じられたのは凄い経験だったと思います。
僕たちファンも、エネイブルが相手なら仕方ないと思えるほど強かったですしね。3連覇の夢は達成できずも、十分すぎるほどの成績を、そして強い走りを見せてくれた女傑エネイブル。
彼女のいない凱旋門賞がイメージできないほどです。来年の凱旋門賞はどういったメンバーになり、人気になるのか。いつも1番人気だった怪物は、いつかその仔で再び名前を聞くことが出来るのでしょうか。競馬は血統のロマンもありますしね♪
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