サッカー日本代表対カメルーンの1戦。両チームともに得点を奪えず0点同士の引き分けになりましたが、中身は濃かった印象です。見ていて時間があっという間に過ぎたように思えたし、攻撃と守備のスイッチも激しかったですね。
つまり、見ていてあまり飽きない試合だったと。これ実は結構大事で、例えばボールを持っているのに無駄にバックパスが多かったり、パスミスが多かったりすると自然と飽きる試合になるんです。
このような展開になると、とてもいい試合だったとは言えないでしょう。もちろん、ゴールというのが最高の刺激にはなるのですが、初戦という事も考えれば個人的には期待していたより良かったなと思います。
さて、今回は海外組のみで構成された代表ですが、国内リーグの選手は今後どうなっていくのか。気になるポイントですよね。なので比較したいなと思うのですが、まずは試合の激しさですよね。
序盤から相手がボールを持った際、強烈なプレッシャーを与えていました。前からのつぶしですが、これが印象に残るのは川崎フロンターレでしょう。試合を見ていても、相手のエリアで奪って即ゴールというシーンは何度かありました。
それから、パスでつないで速い攻撃を意識するという点では、川崎と代表は似ていますよね。ただ代表の方がやはりクオリティーが高かった印象ですが。とはいえ、細かなパスで相手ゴール前まで迫る内容は、フロンターレの強みでもあります。
こう考えてみると、川崎フロンターレがJリーグでかなりリードしている理由がわかりますよね。無駄なバックパスも少ないし、攻撃のシステムもしっかりあって効果的なパスや戦術がすぐに反映される。
カメルーン戦での代表の課題は、最後のフィニッシュ部分での正確さですよね。相手が違うとはいえ、川崎はかなり点を決めてますから、超攻撃型と言われるのも頷ける。今の代表は大迫選手や南野選手、もちろん久保建英選手も含め、決められる選手は揃っている。
次の試合ではいないメンバーもいますが、点を決められると信じているので注目したい。守備に関しては、引き続き失点ナシを目指したいですね。