1月27日のアメリカ市場を振り返ります。この日の注目はアップルの決算ですが、無事にクリアとなりました。時間外での取引も好調で、5%以上の上昇となっています。不安視されていた中での結果に、安堵した人の買いも多そうです。
一方でやはりテスラは大ダメージ。本当に期待値の高い企業ですから、素晴らしい数字を出さなければダメージを覚悟しなければならないという典型。ネットフリックスほどではないですが、約11%の下落となり、指数の下げに影響を与えました。
その指数ですが、3指数とも下でした。が、内容は少し変化してきましたね。FOMCでは全体的に売られましたが、この日の下げは一部のセクターによるもの。先ほどのテスラもそうですし、特に半導体セクターは決算悪く全体に影響を与えました。
AMDやインテルが7%の下げ、エヌビディアが3%以上の下げでナスダックには特に影響あったでしょう。なので3指数は下落ですが、かなりの差がダウとナスダックにはありました。
今現在、ナスダック先物は上ですが、これは27日も同じでしたから、終わってみなければ分からない、プレは幻というやつですね。ただ、アップルの好決算が影響を与えてくれれば、全体にも多少の買いはあるかもしれません。
とはいえこれは理想なので、やはりそれで自分も多くのお金を入れようとは思えません。利上げは発表されているので、期待値の高すぎる企業には引き続き厳しい状況という事を、忘れないようにしたいですね。
今はエネルギーが好調ですが、その裏で海運なども面白い動きを見せています。後はヘルスケアも個別で見れば強い動きの企業がいくつかありますね。こういう企業に注目するターンかなと思います。
これまでのハイグロ株もワクワクしますが、儲けるという点ではバリューがデータを見ても強いですから、チャートの動きなどをしっかり見て、指数に逆らっている強い企業を探しましょう。大損の企業は、勇気をもって売るのも、1つ手かもしれませんよ♪