2022年もあっという間に1月が終わろうとしています。まだ1日ありますが、振り返りを行おうかなと思います。その前に簡単な金曜日の振り返りを。
アップル決算後の動きとして、素晴らしい上昇を見せました。指数も上昇し、多くの銘柄で買いが見られました。そのアップルですが6.98%の上昇、決算クリアで無事に上がりましたよね。
マイクロソフトもそうですが、こういった不安視される中でも数字を出す本当に優秀な企業だと思います。これらがあるからこそのアメリカ市場の強さだと、改めて感じますが、この2社に続けるかどうかは注目。
決算後大きな下げを見せたテスラも一応は上昇しましたが、やはり下げに比べると弱いですね。高PERという事で期待が凄いので、多少の数字上昇では満足してもらえないのが昨年までとの違いでしょう。
各セクターも上昇し、半導体なども前日の下げを戻す動きでしたね。ただしAMDやインテルは良い動きではありませんでした、つまりセクターとしての復活とは言えません。ですがそれは全体的に言えるでしょう。
まだまだ動きが読めないマーケット、ボラの激しさは強烈なので、この日の上げでアメリカ復活だとは、思わない方が賢明でしょうね。そもそもアップルやマイクロソフトは本当に優秀ですから。ここからはより不安視されるアルファベットやメタ、Amazonです。
さて、1か月の振り返りですが同じくボラの激しさが目立ちました。大きく上げたり下げたり、基本は下げの方が大きかったですね。リーマンショックを超える下げという事もアリ、特にナスダックは半分以上の企業が20%を超える下げとボコボコ。
今もそうですがVIX指数も高い数字で行ったり来たり、落ち着きのない相場です。本格的な買いに動くのは、静かになってから。警報鳴りまくりの暴風雨、そんな時に海に出て波に乗ろうとは思いません。
「もうだめだ、撤収!」と、多くの人が売りまくった後が勝負でしょうね。そのためにもボラや出来高には注意したい。大きな上昇の前には、いったん出来高が落ち着くことも多いです。売りの圧が無くなるのを見てからでも、投資は遅くないです。
ビビりは強い、これは本当だと思います。ただし正しくビビる、これがまさにそうでしょう。落ちてくるナイフを掴むのは危険、下に刺さるのを見てから動く。頭と尻尾はくれてやる、これが大事な状況になっていると思います。
2月は平均的には下げのシーズン、なので慌てず騒がず行動しましょう。今は海運などで強い動きが見られているので、資金の一部を入れておくのはアリかなと思います。ただし強気は危険ですよ、それは相場が落ち着いてから入りましょう♪