4月27日のアメリカ株と、28日の日本株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、ダウは1.57%の上昇、ナスダックは2.43%の上昇で終了。日経225も1.4%の上昇、マザーズ1.01%の上昇です。
先に日経の話ですが、前場は日銀の発表があるためか調整のような動きで静か。アメリカの動きを受けたのはその後で、一気に伸びました。また、ドル円の助けもあるでしょう、何もしないという事で円安方向、買いやすい環境になりましたね。
ではアメリカですが、とりあえずメタの決算後の動きで指数をけん引。なのですが、正直ツイッターでも見たし、自分もツイートしましたが、下落している人気銘柄が多かったなと。決算関係あるものと、そうですらないものもあるので怖いですね。
自分が参考にしている1人、ミネルヴィニ氏も損切を報告。MBLYですね、かなり大きなインパクトで下げました。ちなみに、本人は4月21日にかなり少額でのインをしていたという事です。資産数十億あるうちの数十万円くらいだそうで。自分ならガックリ来る金額ですがねw
コメントに対してインした日も紹介してくれたのは、参考になるので感謝ですね。具体的にブレイクアウト後のプルバック確認で入ったと書いてましたが、確かめるとその通りですね。こんなきれいな銘柄でも、材料で砕けるので資金管理は本当に必須です。
その他ではPIですか、これが最終的に40%近い下落。LSCCやCROXなども大きな下げ、またALGMなどもこらえられず続落という事で、日本でもありますがいい気分で売らないと代償が大きな銘柄が増えています。
それを示す1つの材料にもなりそうですが、以前から紹介している50日移動平均線越えの銘柄数。今日は素晴らしい上昇、さぞ増えたかと思います。が、確かに増えているが多くはない。S&P500は5割を少し超えましたが、ナスダックは上げても約35で少ない。
200日線以上ですら50以下なので、本当に上がってないですね。一部の銘柄による上げは、ここ数年度々話題になりますが、結果的には続かず下げる局面が来ています。個人で言えば損失の補填の動きも出るでしょうし、影響は1か所では終われないと。
決算の怖さで言えばAMZNもサプライズ。取引終了後に決算発表、数字が確認されると一気に時間外で株価上昇、13%ほどですかね、上がっていたと思います。しかしその後、カンファレンスコールで材料出ると一変、マジシャンも青ざめるマイ転でプラスが消えました。
最終的にはマイナス2%ほどですかね、この動きの幅は各地で話題になっていましたが、恐ろしいなと。決算当日に4%以上上げたのは少しやりすぎですね、コロナバブルでもいい印象はなかったので、反省すべき動きだったかなと。
AWSが今後成長鈍化するという事も材料のようでしたが、やはり前回と今回の決算はガイダンスが超重要。もう景気後退は多くの人に植え付けられているので、その中で戦える企業が評価されると。巨大企業が買われるのもこれが1つ理由ですよね、無茶な投資をしない、期待だけの企業にお金を入れるフェーズでは無いという事です。