4月26日のアメリカ株と、27日の日本株を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、ダウは0.68%の下げ、ナスダックは0.47%の上げで終了しました。日経225は0.15%の上げ、マザーズは0.1%の上げで終了。
感想から書いていくと、正直上値重いなという感じです。これを覆すほどの影響は決算から受け取れず、上がる銘柄よりも下がる銘柄が目立ちます。まずアメリカですが、太陽光関連ですよね、特にENPHは酷い下げ。
容赦のない相場と言えそうで、テスラもそうですが国からの支援などが無ければ、つまり政策でお金の動きが無ければ、これほどまでに上がったかどうかという見直しも含まれますね。SEDGなども大きな下落、同じような会社なので連動します。
日本ではISPACEが続落で苦しい状況、宇宙ビジネスはギャンブル性が高く、将来を信頼している人はホールドでしょうが、世の中優しくないですね。上がれば最高という買い、WBCの大谷選手関連と似た動きですが、さらに酷いですね。
後はアドバンテストもファンダメンタルズ的に苦しい状況、これは素直に売られていますが、一応は下値を試す動きで終了。反発できるかどうかですが、技術は持っているので買いたい人もいるとは思いますが、大きな金額は動かせないので少し揉み合うかなと。
一方で上がったのは当然マイクロソフト。アルファベットと比べると企業の立場が見えてきますが、チャット関連(AI)の話題から変わらずですね。一応は関連して半導体も買われていますが、27日の立ち上がりでは苦しい状況。SOXも直近の下値ラインを一応割っているので、もしかすると少し下げるかもですね。
で、弱いと感じたのはナスダックです。スタートは勢いよく飛んで1%以上の上昇発進。終わってみればこれなので、FOMCなども当然ありますが、意外とこの決算続かないなと。それで悪ければ、容赦なく10%とか下げるので、リスクと見合っているかは微妙。
それからですね、弱さを感じさせるのは指数と個別の動きの差。ここまで酷いと驚きますが、まずはVIXもそうですね。明らかに低すぎる、これは次に繋がりますが大型株の影響度が大きすぎる。マイクロソフト上昇で指数上昇、翌日もメタやアマゾンで影響。
26日に関しては50日移動平均線以上の銘柄数が急変。S&P500とナスダックともに大きく下がり40以下。200日ですら両方とも50以下なので、半分は200日以下の株価なんですよね。これでこのVIXの低い水準、正直怖さを感じます。
景気後退懸念で安定した企業、これが買われる局面ですかね。個人投資家も、これだけ調子よかった銘柄の急落を受けたり、知ったりすれば怖いでしょうからね。弱気相場は結局すべてに影響を与えるという事で、特別警戒ですね。誰でも出来る事、例えば資金管理など行いましょう。
最後になりますが、振り返りの記事を更新するのが連日遅れてしまっていますが、用事とチャートの勉強で遅れちゃっているのが申し訳ないです。こういう環境下では、無理な投資しない。我慢との戦いで、時間は自己への投資という事で、折角なので冷静に相場を見ましょう♪