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【6/7日米株】雇用統計は強いが!指数見る限り一般市民は辛そうに

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6月7日の相場振り返りと、今後について簡単に書いていきます。まずアメリカはエヌビディアを中心にハイテクがリードする展開。もちろん、それ以外にも仮想通貨関連やクルージング会社なども伸びてますし、リテールも一部伸びていますが。

1つ言えるのは、それほど日本人が憧れるほど経済が強いわけでもなさそうだと。そもそも、経済が強ければ利下げは必要ないわけで、これが議論されている時点では弱くなってほしい、弱くなりそうだと相場は思っているという事。

まずインフレが酷いと。現地に住む日本人も少し驚きだしているし、中間層も貯金がほとんどない人が増え始めていると。ちなみに、アメリカの中間層は年収2000万円とかのレベルで、日本ならトップ10%に入るレベル。これで貯金がなくなる国、自分はうらやましくないですね。

おにぎり1個700円以上の国ですから、それは生活大変だろうと。今回の雇用統計は予想が19万人で、結果が大きく上回る27.2万人でした。さらに平均時給が上がったので、インフレ懸念は続くという見通し。ただし、他のデータは弱いんですよね。

日本も同じですが、アメリカでもインフレに対して賃金が足りないのではという流れ。数字は違えど、苦しい環境は変わらずですね。また、アメリカは移民も多くここが数字に入っているので雇用は増えやすい。もちろん、1つの仕事では厳しいので複数入る人も、この雇用に入りますね。

経済が強いから雇用統計が良い数字なのか、苦しい人が多いから伸びているのか、この答えは数年後になるでしょうが、大勢がお金に余裕あって、高給だという日本人の一部の人の思い描く国ではないと思います。もちろん、中には世界トップクラスのお金持ちもいますが。

日経は大きな動きが日に日になくなっていて、材料待ちですね。これで上にブレイクすれば強いですが、いつも言うように下に行く可能性はいつでもあるので早い段階で決めつけない事ですね、特に全力勝負は避け、少しずつならありでしょう。

現在キャッシュ比率は63%で、多くが米株になっています。セクター的には自然とハイテクが多く、ロイヤルカリビアンのようにその他も一部保有している状況。トレンドに素直に、現金に余裕を持たせつつ冷静に行動できる範囲ですね。特に日経は手掛かりなしです。

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