4月17日の木曜日、相場振り返りと今後について簡単に。まず振り返りですが、パウエル議長期待が剥がれ落ちて米株は場中に失速。失速も強烈、ナスダックは3%を超える下げに。元々エヌビディア絡みの材料があり、これは仕方ないですね、所謂ダブルパンチ。もう、この相場にずっといる人は、この下落率でも慣れたかな。
日経も同様に下げてましたが、場中に台湾の台湾セミが決算を発表し、意外なほど強いガイダンスも高評価を受けて先物上昇、それを見て半導体にも買いが入り日経はプラスへ。ムード改善と言えばいいでしょう、やはり世界の動きを見て動く日経とドル円でした。
ただ一方で、ダウ寄与度がかなり大きいUNHが決算ミスで弱く、20%を超える下げを見せているため、重くなる可能性はあります。そのほかはイーライリリーが材料出て上昇、良い企業を探すフェーズに入っていると思います。
さて、以前から紹介している期待の指数の値動きはまだ確認できず、ボラもまだ大きい。ブレイクもまだ見られず、ドル円も同様に安定しないので無理せず命大事に継続。
ポストしたように、台湾セミは決算ですがブロードコムなんかも出来高やボラを含め落ち着きが見えてきた気はします。もちろん、書いたように不安要素、不確定要素と売り圧力、これらがあって上値が重いのは絶対そうなので、すぐに復活は期待しませんが。
それでも、パウエル期待の消滅、ガッカリ売りもそれほど大きくなく売りたい人が一旦ある程度売った印象は受けますね。
まぁ個人的には、この時期にこの動きなら例年とそれほど変わらず、ちょっと大きめに下げたなという程度のレベルに見えます、暴落では無いかな。もしこれで終えるなら、近年は4月末辺りに底探して5月入って買いが入る、セルインメイと言われますが、意外と買われているのが5月。特に2~4月の調整があればその傾向は強め。今回はトランプさんによるものなので信頼など不安要素はありますが、チャートならあまり。焦らず5月以降の上げに期待して、無理せずワクワクして過ごしましょうかねw