コロナウイルスに関連し、ネット上ではデマ情報が広く拡散されました。その中の1つ、当サイトでも扱った話題ですがトイレットペーパーの品薄。これが根拠のない、または根拠自体が間違っていたために起こった出来事でしたね。
簡単に説明しますと、要はマスクだけでなくトイレットペーパーの多くが中国で生産されており、今後手に入らなくなるという情報でした。原材料が同じという情報もありましたね。
テレビやネット上でも、棚から無くなった映像や写真が多く見られ、多くの人に不安を与えました。これを書いている僕の友人も、トイレットペーパーを1000円で購入するため朝から並んだそう。
この場合は、本当に家に紙が無かったため仕方なかったと。それなら仕方ないですが、テレビで見るにそうではない人も多くいるようでしたね。その中には当然、儲けようという人もいたでしょう。
それならむしろマシといいますか、情報に踊らされた人も多くおり、デマ情報でこれほどまでに人は動くのかとむしろ関心した。インタビューでは日本人なのでって話していましたが、皆ではないことはあえて書きません(書いてますがw)
大量の在庫写真が広まると
この事態に国を含め、生産会社も黙ってはいませんでした。この情報がデマである声明や写真をネット上でも拡散。スーパー(イオンは有名でした)等も大量のトイレットペーパーをあえて店頭に並べ、消費者に安心感を与えました。
これは非常に効果的だなと思いました、中でもイオンさんの「お一人10点まで」という表示には笑っちゃいましたし、事実この写真がツイッターなどで広く伝わってました。こうなることを想定していたのか、上手なアピールでしたね。
不安を与えることは逆効果で、テレビなどでは空の棚を映しすぎでした。確かにその時点では事実でしたし、仕方のないことかもしれませんが。あまり過度な不安を与えるのは、誰も得をしない結果になりますよね。
このように、今の情報社会では多数のニュースを同時にインプットすることが可能になっています。その中からどう整理して、自分のものにするのか。今後求められる分野でしょう。
以前書いた記事が、その参考になればと思いますので合わせてよろしくお願いします。要は自分で考える力。ただ与えられるだけでは、今回のトイレットペーパー含め時間もお金も損をするんですよね。