ジャパンカップが行われ、その結果は最高と呼べるものでした。3冠馬3頭による対決、そしてそのうちの2頭が無敗での3冠馬という超豪華な1戦。まさに最強馬決定戦でしたが、勝利したのは引退レースとなったアーモンドアイ。
先輩3冠馬として、そして現役馬最強を証明するため。2着のコントレイルと3着のデアリングタクトにその強さを見せつけるように勝利しました。誰が勝っても無敗ではなくなる馬がいる、なら両馬ともに試練を与えようと、競馬の神様は思ったのかもしれない。
これは結果論ですが、あのレースに関してはギャンブルではなかった。3冠馬3頭出走でそれぞれが競うようにゴール前で追い込んできた。そう、多くのファンが見たかった光景を見事に作り上げたのです。
僕も馬券予想をし、当然馬券も買っていました。でもそれは、この劇を見るためのチケットの購入のようにレース後思いました。これは見るレースであり、スポーツです。競馬は時にただのギャンブルを超える。
僕はこの1戦を見て、またさらに競馬を好きになれました。競走馬は自分がいくらで取引され、期待されているのか知りません。それでも言う事をしっかり聞いて全力で走ってくれる。そこに見返りはほとんどないはずです。
そんな中でも、あれだけのファンを喜ばせてくれる。ギャンブルとしても当然好きですが、競馬は純粋にスポーツとしてみても楽しめる。それを改めて教えてくれたそんな奇跡のようなレースでした。
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