数日前にですね、当サイトではリア充銘柄と呼ばれるものについて紹介しました。その際には、クルージング会社であるノルウェージャン・クルーズを推奨しましたが、今回は航空銘柄について。これもリア充銘柄の1つですね。
ただし少し違う点としては、ビジネスにも利用されるという事。実はこの部分がかなり重要でして、その点についてもこの後紹介していこうと思います。投資初心者の方でもわかるよう、かなり簡単な説明になるので、玄人には物足りない可能性も。
ただ今どこに投資妙味があるか悩んでいるという方には、この航空銘柄も視野に入れてほしいという事を先に書いておこうと思います。まだまだ、株価もコロナ前に戻っていないセクターですからね。
航空会社の決算にサプライズ
直近の決算発表でしたが、米国航空会社のほとんどすべてが、いい意味でのサプライズ決算を発表しました。海外への移動は依然として厳しいものの、国内移動に関しては復活の兆しを見せる結果になりました。
その中でデルタ航空、ここも例外ではなく素晴らしい決算を見せてくれました。営業cfも好調さを見せていますし、社長からの発言にもポジティブな面ばかりが目立つ結果になっています。
決算の数字も予想をクリアしているので、好材料と見てイイと思います。あまり参考にはなりませんが、前年度との売上高の比較も文句なしの伸びを見せました。
素晴らしい数字がたくさんありましたが、一方で株価は上昇をそこまでみせていません。それは当然デルタ株が影響しています。ですが、それもある程度落ち着いてきていますし、織り込まれていますよね。
航空銘柄の中でもなぜデルタ航空なのか
デルタ航空を推奨する理由は幾つかありますが、今回はザックリと説明しようかなと思います。まず、規模の大きさという点で信頼できる、安心感のある企業というのが挙げられると思います。
財務状況も良く、テスト飛行とばかりにデルタ航空は他社に比べ早い段階で飛行機を飛ばしていました。これは資金に余裕がある証拠で、その分でテストが出来るんですよね。こういった財務の安定性は、日本の航空会社を見ても大事だとわかります。
また、デルタ航空はコロナ前にしっかりと成長を見せていたというのが、個人的には最も推奨したい理由になります。2017年から2019年を見ますと、売上高もしっかりと成長していました。
当サイトでは何度も書いていますが、僕はROEとROICの数字を重視しますので、その数字がどうかもしっかり確認。ROICに関してはあまり変化が見られませんでしたが、ROEはしっかり伸びているので、その点は評価すべきと思います。
10年間の中央値を見ても、デルタ航空は高いROEにROICをしっかり確保している企業。これは優良企業と呼んでいいだろうと、判断できるわけですね。
まだ妙味ある航空銘柄
とはいえ、デルタ航空に限らず素晴らしい航空企業はいくつもありますからね。ザックリと航空銘柄と一括りにしても、大きな失敗はないかなと思います。
コロナの影響をまだ受けており、完全復活とは言えないリア充銘柄の1つ。だからこそ、まだ妙味があると言えると思います。その中の1つ、デルタ航空を今回推奨したいと思いました。
財務状況のいい企業は、やっぱり安心して投資できますからね。あなたの銘柄選択のお役に立てればと思います♪