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22/5/24パウエル議長は無風!FOMC議事要旨に備えたい

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この記事では、5月24日のアメリカ相場の振り返りと、25日に向けた考えを書いていきます。まず振り返りですが、ダウは0.15%の上昇、ナスダックは2.35%の下落で、前日の上昇を消してしまう結果でした。

まずナスダックですが、大きな要因はスナップという会社でしょう。アプリを運営する企業ですが、主な収益源は広告です。その会社が決算をミスして、ガイダンスも下方修正としたことで大きく反応。43%のマイナスという恐怖を見せました。

また、これに関連して広告ビジネス全体にネガティブな反応が。アルファベットやメタ、ピンタレストなどなどこれらも下落したことで、ナスダックに影響を与えています。

GAFAMはマイクロソフト以外が厳しい下げ。テスラやエヌビディアもどんどん売られており、もう底当てゲームをする気もないかもしれません。投資家はかなりネガティブになっており、今後訪れる利上げに向けかなり悲観的になっています。

レバナスなんかは、すでに50%近いマイナスと見ましたが、本当に恐ろしいですね。世界恐慌並みの出来事が起こっているという事を、忘れてはいけないでしょう。50bpの利上げの連続は、歴史上ないという事も忘れてはいけません。

そんな中で上昇を見せたのは公共事業セクターですね。こことエネルギーだけは悪くない動き。一般消費財も一応は上げましたが、下げていたので取り扱いが難しいです。

さて、こういった環境の中での25日の動きですが。大きなイベントは、ブレイナード氏の発言とFOMC議事要旨でしょう。とくに議事要旨は注目で、市場はネガティブなので少しでも相場に悪い材料が出てくれば、すかさず売られるだろうと思います。

75bpの利上げは恐らく議論されていないとは思いますが、もしあれば厳しいですね。今はビビりなくらいがちょうどいいので、発表前に少しポジション調整しておくなど、準備が必要でしょう。底当てゲームはしない方が良さそうですねw

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