いよいよですね、テーパリングについて発表がされそうです。今週の水曜日、そして金曜日は世界中の投資家が注目することになるでしょう。FOMCは水曜日、そして金曜にはパウエル議長が。それぞれどのような話が出るか、世界が見ているわけです。
さて、今現在の市場を見ると、世界的に下げの局面に入ってますね。まず中国ですが、ここは巨大不動産会社の影響が、かなり大きいと思います。破産するのか、政府が助けるのか、自分たちで何とか出来るのか、様々な意見が出ています。
アメリカでは、その影響は少しであり、下げているのはFOMCの影響の方が大きいでしょう。また、9月10月は歴史的にも下げるので、ある意味では予想通りの展開と言えそうです。
日本も火曜日に下げましたね。世界が下げているので、日本でも売りの方が強かったという印象です。特別日本でマイナスなニュースがあったという訳ではないと、個人的には思います。ここまで上げていたので、調整という人もいるでしょう。
ここまで中国、アメリカ、日本と簡単に紹介しましたが、注目はやはりアメリカになりそうです。中国はその前から政府が動いた結果、投資家が徐々に離れていたので、遅かれ早かれという印象。
アメリカのテーパリング、これはまだ完全には織り込まれてはいないので、更なる下げは当然覚悟する必要がありますね。仮に、今回発表されなくても、いずれは100%行われるので備えはしておくべき。
このように世界中で不安な材料が揃っているので、今強気なトレードは全く必要ありません。当サイトで何度も書いていますが、今はキャッシュ比率を高める、そして決算でも見て優良企業を探し、ウォッチしていく。これが重要です。
焦りは最大の敵。ウォーレン・バフェット氏もゆっくりお金持ちになる大切さを説いているので、ナンバーワンの意見をしっかり頭に入れ、冷静にマーケットを見ていきましょう。ちなみに、焦って全降りというのも良くないので、利確は一部がオススメです。