5月8日のアメリカ株と、9日の日経を振り返りつつ、今後について簡単に書いていきます。まず振り返りですが、ダウは0.17%の下げ、ナスダックは0.18%の上げで終了。また日経225は1.01%の上昇、マザーズは0.73%の上げでした。
日本からですが、前日はGW期間中の動きなどを含めての結果で、下げはある程度仕方なかった面がありますね。しっかり移動平均線にサポートされ、どちらかと言えば上げそうでしたが案の定。円高が少し進んだのも影響しての売りだったでしょうか、翌日は戻す以上に上げています。
マザーズは連日良い動きですね。225が下げても月曜は上げていました、これはアメリカの金曜日の動きが影響したでしょうかね。アップルの影響は遠く日本にも影響を与えています。
そこでアメリカに戻しますが、こちらは大きな動きが見えません。一応金曜日に上げましたが、それも1週間の下げを戻しただけであり、強いかどうかは別の話。もちろん、投資検討銘柄はチラホラ増えていますが、個別の動きはまだ良くない方が多いので、強気は禁物。
決算次第の時期ですから、警戒しましょう。日本ではチタニウムが苦しい展開になっているほか、少し前に良かった力の源などもこの日は下げ。個別の動きは、下げていたところが一旦の上げであったり、続かず直近高値でまた下げるという展開も多いので、力強い上昇はほんの一部と思っています。
水曜日はCPIの発表があるので、警戒感はあるでしょう。しかしそれは個人的には歓迎で、むしろ警戒されていないと、大体その反動で大きな下落が待っているからです。程よく事前に下げていれば、大きな動きは無いと思います。まぁあくまでも数字次第ですが。
原油価格は一時的にポンッと上がるものの、ある程度は予測の範囲内で、エネルギー関連の株価の動きを見ても、大きな動きは今はなし。その点で言えば、CPIの以前のような極端な数字は回避できそう。利上げ観測ですが、銀行の動きが気になるところ。
バフェット氏も繰り返し、経済見通しは短期的に弱気と話しているので、利上げが継続するのは避けたいでしょう。一方で、数字自体はまだ高いので、目標を考えると厳しい。天秤にかけてどちらを選ぶかでしょう、おそらく利上げ停止は強そうですが。
まだ株価が調子よく動いている銘柄が少なく、それを引き当てるか、他を待つかの状況かなと個人的には思っています。待っていれば、今年で言えば1月や2月のような相場もあるので、焦る必要もないのかなと。我慢できない時は、全体を買える指数やETFでリスクを抑えるのもアリですね♪